かけて彫った10646体もの仏像。今から26年前、定年を迎えた昭一さん・庸子さんご夫婦は、経験のなかった木彫りの作業を見様見真似ではじめ、教え子に見立てた仏像を夫婦二人三脚で作り始めた。作業を始めて23年目に起きた東日本大震