僕の取材報告に対し、政治部デスクは「そんなの当たり前だろ」と言っただけかもしれない。忘れたけど。 しかし、日本の公共放送の若僧記者ですら、小説の主人公になれると勘違いするくらいの世界的激動の年だったのだ。1991年という年は。