ミテシル日記

1+1は2以上! 出会いから生まれ、心に広がる珠玉の音楽

2015年09月13日

150913グッモーニン! 番組レポーターのペンシルです。

 

佐渡裕さん卒業まであと3回となった今週は、佐渡さんが番組を通して出会った3人の歌手、さだまさしさん天童よしみさん平原綾香さんが、三者三様の歌声で佐渡さんとの出会いを通して生まれた音楽を披露してくださいました。

 

さださんの歌は、先週の『風に立つライオン』もそうでしたが、時間軸が長く、人生で起こるいいことにも悪いことにも優しいまなざしが向けられているよう。『いのちの理由』は、東日本大震災後に訪れた岩手県大船渡でのコンサートでリクエストされ、もっとも喜ばれた1曲だったそうですが、さださんの歌声が魔法の粉のように傷ついた人々の心に癒しとなって降り注ぐ光景が目に浮かびました。

 

平原さんの『LOVE STORY』からは、隣人を愛することの貴さが感じられました。収録の数日後、平原さんの歌声は、ハワイの真珠湾で行われた第二次世界大戦の70周年を記念した式典でも披露されたそうです。佐渡さんをして「さすが平原綾香!」と言わしめたあの清らかな歌声が、平和の祈りとなって世界に響くなんてステキなことですね。

 

そして、鬱々とした気分を吹き飛ばす天童さんのスカッと晴れやかな『大ちゃん数え唄』!天童さんの真面目なお人柄そのままに、駆け引きなしの真っ正直な歌声で会場をひとつにするパワーはお見事のひと言でした。佐渡さんにはきっと、花の東京ならぬウィーンで腕試し〜♪というメッセージに聴こえたんじゃないでしょうか。

 

放送は、『名曲百選』シリーズで準レギュラーとして活躍された青島広志さんを加えての『山本直純メドレー』で終わりましたが、実はこの日、鳴り止まない拍手に応えて佐渡さんとスーパーキッズ・オーケストラがアンコール演奏をみなさんにプレゼント。その後もスタンディングオベーションとブラボーコールがいつまでも続く、感動的なコンサートとなりました。

 

今回は『出会いから生まれた音楽』をテーマに、1+1が2ではなく、新しい扉を開いたり、高いハードルを越えたり、もっと大きなエネルギーを生み出すという音楽の世界を見ることができました。今後もご出演のみなさんにすばらしい出会いが訪れるよう、そしてペンシルはその出会いから生まれた音楽のお裾分けにあずかれるよう、これからも期待したいと思います。

 

ということで、今回はここまで。佐渡さんが司会を務める残り2回は、待ってました!の吹奏楽特集です。お楽しみに。

 

ではまた次回、スィーユー!

 

(ペ)

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