ミテシル日記

“音楽の都”ウィーンの象徴、黄金のホールに隠された佐渡さんの思い出をスクープ！

2015年08月30日

 グーテンモルゲン！　番組レポーターのペンシルです。

今日の番組はウィーン楽友協会から、佐渡裕さんの卒業記念企画第４弾、そしてオーストリアロケ第２弾の放送でした。“音楽の都”ウィーンを象徴する楽友協会の通称「黄金のホール」は、世界中の音楽家があこがれる人気のホール。まる一日空いている日はないというほど稼働率の高い状態だそうですが、そんな中で今回は、佐渡さんの案内でカメラが内部に潜入するという貴重な機会を番組を通して目撃することができました。

ウィーン楽友協会はまだ20代の佐渡さんが巨匠レナード・バーンスタインのアシスタントとして研鑽を積んだ場所の一つ。今日は当時のさまざまなエピソードを聞くことができ、まるで佐渡さんと一緒に時間旅行をさせてもらっているような気分になりました。そしてなによりも、四半世紀の時を経て、今度は音楽監督としてこの場所に戻らんとしている佐渡さんの感慨深げな表情が印象的でした。

金箔がふんだんに使われた装飾の美しさはもちろん、選び抜かれた材料を使用した木造ホールならではの豊かな響き、そして多くの音楽家たちの汗と涙、夢と希望があわさって、黄金のホールは一層の輝きを放つのかもしれませんね。

さて、次回からは東京に戻って、佐渡さん指揮の演奏をたっぷりお届けしますよ。どうぞお楽しみに。

それではまた、チュース！

（ペ）