DIARY
ダイアリー

D日記 #191 ポートデナラウ/フィジー

今回のフィジー滞在で最も印象に残ったのは撮影とは関係のないことでした
実は現地に入って4日目に前歯を折ってしまい
急遽、歯医者に行かなければならなくなったのです
とりあえずネットで近場の歯医者を探し、クリニックに駆け込みました
いや、正確には駆け込もうとして、入り口の目前で、しばらくフリーズしました

これが、クリニックの入り口です
この有刺鉄線と鉄格子を見たら、大抵の日本人は躊躇するんじゃないでしょうか
英語が読めなかったら、別種の施設と間違えそうです

よく見れば看板にはDentistとDoctorと書いてあり、左側が歯医者で右側が診療所
オセアニアではよくある組み合わせのメディカルセンターなんです
この外観で全く知らない外国のドクターですから、
不安がなかったといえば嘘になります
ですが、2時間後には全くの杞憂だったことが分かりました
飛び込みにも関わらず、待ち時間は1時間足らず
インド系ドクターの治療はとても丁寧で、
しかも費用も格安でした(ニュージーランドの半額以下)

設備は最新とは言えないし、助手もいなくてドクターだけ
うがい用の水などもドクター自ら運んでくれます
先進国のような快適さはありませんが、治療には何の問題もありませんでした
何事も見かけだけで判断してはいけないなと、改めて思いました

これは診察室に飾られていたアート
以前、ここで治療してもらったアメリカ人が感謝の印に送ってきたそうです

余談ですが、歯医者さんのすぐ隣りにこんなスーパーがありました
日本食材が買えるのでは!と喜び勇んで入ってみたのですが、
地元の店とほぼ変わらない内容でガッカリ
てっきり日系だと思ったのですが、よく見ると微妙にロゴが違うような気も。。