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2018年1月12日
『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』会見レポート

会見でも、ルパンレッドを演じる伊藤あさひさんが「快盗戦隊として、子供たちと視聴者のみなさんのハートをクールに盗むことを予告します」と告げると、パトレン1号を演じる結木滉星さんは「子供たちと視聴者のハートを盗むのは許しますが、僕らパトレンジャーはルパンレンジャーを絶対に捕まえることを誓います」と受けて立ち、「VS」の火花を散らしながらも、協力して作り上げる番組のみどころを語りました。

伊藤あさひ(いとう・あさひ)
大胆不敵なルパンレッド/夜野魁利を演じる伊藤あさひさんは、2000年生まれの17歳。「2000年代生まれのレッドは初なので、作品としてもいいスタートを切れるように頑張っていきたい。史上初のW戦隊が、どんなVS劇を繰り広げて、ギャングラー(共通の敵)をどう倒していくのか、ぜひお楽しみに」と意気込みを。
また、ルパンレッド役決定の報告を受けた時を振り返り「憧れてきたヒーローになれることがうれしかったんですが、レッドだとは思ってなくて」と喜びと驚きを。本作には2人のレッドがいるため「(結木さんと)2人、協力して引っ張っていこうと話をしています」と、役の上では対立しながらも、撮影現場では仲がいいことを明かしました。
劇中に登場する宝物“ルパンコレクション”にちなみ、絶対に渡せない“自分だけのお宝”も発表。伊藤さんは「愛犬」をあげ、シーズー犬の女の子“空(くう)ちゃん”の話を。「撮影中に写真を見ながらみんなに聞こえるように「かわいいな~」ってつぶやいて「何?」って言ってくれるのを待ってます。みんなに見せたくて(笑)」とデレデレの様子。さらに、“手に入れたい宝物”は、「学生なので、台本を覚えたり勉強するために、瞬間暗記能力が欲しい」とのこと。

濱 正悟(はま・しょうご)
クールなルパンブルー/宵町透真を演じる濱 正悟さんは、「1週間待ち遠しくてたまらない最高の作品になるよう精進していきたいと思います」と。「これに受からなかったら辞めるくらいの覚悟でオーディションを受けた」という濱さんは、オーディションの帰り道でルパンブルー役決定の報告を受け、そのままマネージャーさんと寿司屋に向かい祝勝会をやったそう。ちなみに、好きなネタは
「ヒカリもの」とのこと。
また、ルパンレンジャーの中で唯一20代の濱さんは、「アクションをやると、すぐ筋肉痛がくる。次の日ロボットみたいな歩き方になってて。体のケアをしながら頑張ってます」と苦労話も。
絶対に渡せない“自分だけのお宝”は「声」。「“いい声だね”と、どこにいってもこれだけは褒められる。母親に感謝」と。“手に入れたい宝物”は「眠らなくていい体」。「寝るのが大好きで、日々眠い。やりたいことや、見たいドラマや映画がたまっていて。一生起きていたいです」というと、温水さんから「眠るの楽しいよ」との声が。

工藤 遥(くどう・はるか)
妹系おしゃれガールのルパンイエロー/早見初美花を演じるのは、昨年12月にモーニング娘。'17を卒業した工藤 遥さん。「この作品が女優としてのデビュー作になります。いつまでもたくさんの方に愛される作品になればいいな」と元気な声を。13歳の頃、先輩の真野恵里菜さんに「スーパー戦隊が好きなので、いつかやりたい」と話した時に「5年後くらいにできるんじゃない」と言われたというエピソードを明かし、まさに5年後に今回の出演が決まり
「予言者だったのかな」と驚きを。不思議な体験もあいまって「これは偶然じゃなくて必然で、私にしかできない役なんだと自信をもって頑張ろうと誓いました」と気合いを。
アクションに関しては「今までダンスをやっていたので自信があります。私が一発OK決めると、何度も時間をかけた伊藤くんがすごく悔しそうな顔して。すでにこの中でもバチバチ感がありながら、アクションにも取り組んでます」と。
絶対に渡せない“自分だけのお宝”は、「優等生的ですかね」と口にしながら「この作品」と回答。「デビュー作がこれでよかった。一生の宝に今後なっていくと思います」と。“手に入れたい宝物”は、監督から「今回のルパンは『ルパン三世』とちがって不二子ちゃんがいないルパンだから」と言われたことから
「色気」が欲しいとのことでした。

結木滉星(ゆうき・こうせい)
熱血ドまじめなパトレン1号/朝加圭一郎を演じる結木滉星さんは、「僕も小さい頃からスーパー戦隊にたくさんの元気や勇気をもらってきたので、今度は僕たち6人が今の子供たちに元気や勇気を与えられる存在になりたい」と意気込みを。パトレン1号役の決定報告の際、普段はしない“打ち合わせ”で事務所に呼ばれ、書類を渡されたそうで、「クビきられるんじゃないかなと思って」とドキドキしたという結木さん。うれしい報告に
「ほっとしたと同時に、これから子供たちのヒーローになるという責任感が増しました」とその時の心境を明かしました。
また、ルパンレンジャーとは「作品の中ではライバル関係ですが、ひとつの作品を制作していく上では6人仲が良くて」と、撮影の合間にみんなで「お絵かき伝言ゲーム」をしているという話題を。ところが共演者から「一番絵が下手なんですよ」(伊藤)、「自信満々で、(下手な)自覚がないのが面白い」(横山)と暴露され、会場が笑いに包まれました。
絶対に渡せない“自分だけのお宝”は、「家族」。「この仕事が続けられるのは家族の支えのおかげ。この仕事で輝いている姿をもっと見せられるよう頑張らなきゃなと思いました」と感動的なコメントを。“手に入れたい宝物”は、「朝が弱いので。この能力があれば現場にすぐ行ける」と
「瞬間移動の能力」を。

横山 涼(よこやま・りょう)
明るくすなおなパトレン2号/陽川咲也を演じる横山 涼さんは、「陽川咲也という役の魅力をめいっぱい出して、親しみやすいヒーローになれるよう精いっぱい頑張ります」と。パトレン2号役決定の報告を受けた時は実感がわかなかったものの、次第に「ヒーローになれるんだという喜びとともに、ちゃんとヒーローにならなきゃという実感や、“警察”戦隊として絶対的な正義を子供たちに示さなきゃいけないという責任感も沸いて、その気持ちで撮影に取り組んでいます」と熱いコメントを。
また、撮影中、奥山さん演じるつかさに頬を叩かれるシーンで、「もうちょっと強く叩いていいですよって言ったら、次から本気でバーンと叩かれて」というエピソードを告白。奥山さんは、「信頼してるからこそ真剣に演技ができる」とコメントし、チームワークのよさを証明しました。
絶対に渡せない“自分だけのお宝”は「仕事」をあげ、「今までやってきた仕事が今に繋がっている。僕がやった役は僕しかやったことのない役なので、僕の中では宝物です」と。“手に入れたい宝物”は、「世界の人と話せる能力」を。

奥山かずさ(おくやま・かずさ)
サバサバ系のパトレン3号/明神つかさを演じる奥山かずささんは、「みなさんに愛され、かっこいいと思っていただけるようなヒロインになれるよう頑張りたいです」と。警察戦隊役には運命を感じているそうで、「父が警察をしていたので、子供の頃なりたいと思ってた警察と、大人になってからの夢の女優、2つの夢を一気に叶えたようで幸せです」とニッコリ。警察を演じる上で、
「わからないことは父にも聞いてアドバイスをあおぎたい」と頼もしい言葉を。
絶対に渡せない“自分だけのお宝”は、「親友がくれたプレゼントの絵」。上京する時にもらったそうで「この絵を見ると元気が出る」と。“手に入れたい宝物”は、「最強レベルの運動神経」。「アクションが難しくて、軽やかに動いている5人についていきたいので」とアクションにかける思いを。

温水洋一(ぬくみず・よういち)
謎の執事コグレを演じる温水洋一さんは、「昔から謎とか秘密が大好きで、今回は“謎の執事”役で謎だらけ。日曜日の朝の顔になれるように頑張ります」と。
「子供の頃になりたかったけどなれなかったヒーローに、大人になって関わることができてうれしいです」という温水さんは、最初は「仮面ライダー」にはまり、小5の時にスタートした『秘密戦隊ゴレンジャー』では「ヒーローが5人もいるのかと衝撃でした」とヒーローの思い出を。ヒーローごっこでアカレンジャー、アオレンジャーなど役を取り合って遊んだそうで、「僕は結局キレンジャーでしたね」と温水さん。
「僕はレッドでセンターをとりたいとか、僕はグリーンが好きとか、それぞれの性格やなりたいものが出やすい。今回も6人のうち僕だったらこの色がいいと、憧れの存在になるんじゃないでしょうか」と本作への期待を。また、“手に入れたい宝物”は、「若さですかね」と答え、「いろんなところがガタついてきて。髪の毛もいつまでもつか…」とコメントし、会場を笑わせました。