ニュース

2021年6月7日

高橋克典(東 圭太 役)、勝村政信(内藤勝彦 役)、大東駿介(伊達 敏 役)コメント

高橋克典(東 圭太 役)コメント

 今回頼もしい方々が入ってくれて、かなり強力なメンバーになって復活できたことは、とてもうれしく思います。勝村さんとは現代劇では約22年ぶりの共演になりますが、そんなことも感じもさせず、お芝居がとても安定されていてやっぱり安心感がありますね。(大東)駿介君とは、ちょいちょいご一緒することはあっても、がっつり一緒にお芝居、というのはこれまでなかったんです。今作で一緒にバディを組むことになりましたが、客観的に見て駿介君の捜査官としての姿がとても似合うと感じましたね。
 このシリーズを手掛ける吉川一義監督は、『2時間ドラマ』の定義を作ったような方で、今作でも無駄なものは一切ない、とても見やすく安心して楽しめる2時間ドラマに仕上がっています。かつ、そこにキャストの若返りがプラスされてリズム感が少し速くなっていて。その両方を楽しんでいただけると思います。
 新しい力が加わって、この作品にエネルギーを増幅させてくれているので、ぜひご期待いただければと思います。

勝村政信(内藤勝彦 役)コメント

 克典さんとは現代劇で共演するのはすごく久しぶりで、すごくうれしかったです。また、今回の出演が決まった時、すぐに(大杉漣さんの)奥様に連絡したのですが、とても喜んでいただけて。漣くんのお墓がうちの近所なので、ほぼ散歩コースになっていて、3、4日に1回はお墓参りをしているんですが、漣くんにもすぐに報告をしました。
 吉川監督ともお久しぶりだったんですが、変わらずに素晴らしい監督で。「勝村くん、こうでしょ」とか、「勝村くんそれは…」って一つ一つ丁寧に教えてくださるんですよ。そういう現場ってなかなかないので貴重な経験でした。また、吉川監督はとにかく、全員をちゃんと撮ってくださるんです。もちろん主役は高橋さんなのですが、シーンで大切なカットをそれぞれ撮ってくださって、一人ひとりがちゃんとこの作品のパーツになっている。だから変に力まず、自分の役だけに集中していれば、いい作品になるんじゃないかなと思って挑みました。
 そんな監督のもと、新しい僕らが入って、克典さんはじめ前から出演していらっしゃる皆さんと一緒になった時に、化学反応がどう出るのか、とても楽しみです。

大東駿介(伊達 敏 役)コメント

 克典さんは昔から気にかけてくださっていて、「いつか一緒にやりたいね」とも言ってくださっていたので、今回バディをやらせていただけたのは一番嬉しかったですね。また、実は僕は漣さんに憧れてこの仕事を志したんです。この仕事を始めて最初のお父さん役も漣さんでした。なので、ご縁もあってこの作品に参加させていただけたのは感慨深いです。
 さらに今回、吉川監督とご一緒したことは、とても刺激的でした。エネルギーがすごい方で、また、本当に丁寧に芝居を何度も見てくださって、そこまでやらせてもらう贅沢さもありましたし、毎日が楽しかったです。吉川監督は最年長ながら、ものすごいパワフルだったので、若手として参加させていただいたからには、それに負けないよう、そしてこのシリーズが今後エネルギーをもって進んで、それを引っ張っていけるように、頑張っていこうと改めて思いました。
 今回この作品に参加してみて、積み重ねてきたチームワークをすごく感じた一方で、勝村さんと僕が新たに入ったら、その新しいものを受け入れてくださる姿勢もすごく感じられて。だからこそ新しいものができているなという実感もあったので、放送がとても楽しみです。

バックナンバー