
死に至るまでの球菌の流れ
- 1
口腔から体内に取り込まれる
- 2
胃から血管に侵入し心臓へ到達
- 3
心筋内で毒素を生み心不全を誘発
- 4
血流にのって右頸部の頸動脈洞に集まる
- 5
宿主が死亡すると皮下組織内に嚢胞を作る
(嚢胞内で生き延びようとするため) - 6
温度の低下によって球菌は消滅
⇒一見単なる急性心不全と診断され、解剖しても発見がとても難しい
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「第1話」で判明した特性


- ・宿主の死後12時間または体外の環境下では1時間程度で消滅する
- ・乾燥状態では生きられない
- ・30度以下になると活動が鈍り、徐々に消滅する
- ・生存可能時間は温度が下がるごとに短くなり、20度でおよそ10時間、10度では1時間、0度の環境下では1分程で消滅する
- ・右頸部に黒いシミが残る
- ・胃の粘膜にわずかなダメージが残る
- ・他の患者に症状が出ていない=感染経路は飛沫や接触ではなく何者かが意図的に飲ませた?
- ・1リットルほどの水差しに5ミリリットルを一口のんだだけで1分以内に心停止
更新日:2024/1/18
「第2話」で判明した特性

- ・細菌の研究やワクチン開発などの課程で既存の細菌が突然変異を起こし誕生した?
更新日:2024/1/25
「第3話」で判明した特性


- ・30度以下に放置すると消滅する
- ・冷えた白ワインに5ミリリットル入れた結果、1分8秒で心停止
→冷えた飲み物に混ぜると活動が弱くなる?
→アルコールとの相性も関係ある? - ・外気温が低い=首が冷やされて消滅速度も上がる?
更新日:2024/2/1
「第4話」で判明した特性


- ・心筋細胞のエキスにギフトを垂らすと色が赤から無色に変わる
- ・ギフトには寿命がある
→温度や水分量、最適な環境下にあっても2週間程度で死滅する
=培養を繰り返し、つねにフレッシュなギフトを生み続けない限り、ギフトは全滅する - ・ギフトの活動を停止させる物質はいまだに発見されていない
更新日:2024/2/8
「第5話」で判明した特性

- ・筋肉内注射だと経口投与より作用までの時間が多少前後する?
更新日:2024/2/15
「第6話」で判明した特性

- ・ギフトの使用期限は2週間
更新日:2024/2/22
「第7話」で判明した特性


- ・ギフトには大きな欠点がある
オクトセブン
- ・ギフトと比較すると微妙に色や形が違う
- ・オクトセブンは国立生命理工学研究所で誕生した球菌
- ・研究の課程で突然変異などにより新種の球菌が誕生した場合、発見した月と日付を名前につけるのがルール
=オクトセブンは10月7日に誕生した - ・未知の球菌は詳しく調べられ、危険度ごとにA~Eランクに分類される
→オクトセブンは国立生命理工学研究所で唯一Bランクに属していた - ・オクトセブンは危険性が判明したところで研究所内で完全に消滅させられたはず
- ・ギフトが1種類の培地で培養を続けることが可能なのに対し、オクトセブンは1種類の培地だと途中で違うレシピの培地に切り替えなければ死滅してしまう
→ギフトの培地のレシピは研究すれば見破ることができるが、オクトセブンのレシピは解読できず培養は不可能
=オクトセブンはコピーができない
更新日:2024/2/29
「最終章」で判明した特性


オクトセブン
- ・ワクチン開発のために溶血連鎖球菌の遺伝子操作をする中で誕生
→研究の結果、人の心筋細胞に重篤な害をもたらす球菌であることが判明 - ・明鏡病院で発見された球菌(愛宕元総理から検出された球菌)ギフト=オクトセブンであることが確定
- ・板橋芳子さんから検出された球菌はギフト(=オクトセブン)と比較すると色も形も変異していた
→誰かがオクトセブンを改良した(改良型オクトセブン)
ギフトのカウンター球菌
- ・ギフトを捕食して死滅させる力がある
=ギフトの特効薬になる - ・ギフトの投与から35分後に右頸部の液状検体を確認したところギフトは完全に消滅していた
更新日:2024/3/7