2019年10月26日
「宮城県気仙沼市 後編 サメ」
『大物ハンターが狙うサメ!気仙沼の最高級のフカヒレ』
- 【ロケ地】宮城県気仙沼市他
- 【出演者】李 国超(京王プラザホテル 中国料理『南園』総料理長)
迫田孝也(俳優)
前回に引き続き、宮城県気仙沼から出発した5日間の漁に密着する、第2回目!今回はなんと中華の高級食材・フカヒレが登場!そのおいしさの秘密を探るべく現地を訪れたのは、2011年に現代の名工として厚生労働大臣に表彰され、2014年に黄綬褒章を受章した華々しい経歴を持つ京王プラザホテル「中国料理 南園」総料理長の李 国超さんと、俳優の迫田孝也。李シェフが持てる技を駆使し、フカヒレを極上の逸品に仕上げる…!
2人が出会ったのは大物漁の匠・千葉さん。仲間と共に北海道の襟裳の南東沖まで移動して迎えた漁3日目、ついに180キロ超えの大物メカジキを捕らえる!航海も残すところ2日。千葉さんが次に狙うのは、大物は3mを越え、時には人を襲うこともあるどう猛なヨシキリザメ。漁場の気仙沼沖へ移動する間は網の手入れに余念がない。200キロ近いモンスター級のメカジキが大暴れした後なので修繕が欠かせないのだ。
翌朝、漁場に到着した一行。マンボウ、シイラ、マカジキなどが次々とあがる中、突然、網の巻き上げ機に故障が起こる!匠が自ら修理を施し、漁は無事に再開。すると、網には60キロ級のサメが!群れにあたったらしく続々と水揚げされていくヨシキリザメ。70キロ級の大物を筆頭にヨシキリザメ200本という大漁で5日間の航海は幕を閉じた。
水揚げされたサメはすぐに加工場へ運びこまれる。ヒレと切り分けられた身はフライやはんぺんなどの材料に加工。一方、ヒレの下処理は1ヶ月もかけて水分を飛ばした後に蒸す工程などをはさみ、ようやく食材としてのフカヒレが完成する。気仙沼で捕れたヨシキリザメのフカヒレは、本場中国でも人気だという。
そして今回もまた李シェフが千葉さんたちをもてなす!作るのはもちろん極上のフカヒレ料理。「南園」特製のフカヒレスープでじっくり煮込んだ“フカヒレの姿煮”。さらにフカヒレをたっぷりほぐして煮込んだ贅沢なフカヒレの酸辣湯麺。一同が絶賛した、その味わいとは…!?
なぜサメの中でヒレだけが高級食材なのか?さらにフカヒレのおいしさについて、おなじみ福岡博士が科学的に解説する!
-
大物ハンター 千葉和則さん
-
中国料理 福建楼
住所:宮城県気仙沼市南町2-3-14
電話:0226-22-3636
-
「フカヒレの姿煮」
-
「フカヒレの五目酸辣湯麺(サンラータンメン)」