2019年07月06日
「江戸崎かぼちゃ」
『江戸崎かぼちゃで涼やかスイーツ』
- 【ロケ地】茨城県稲敷市
- 【出演者】出演:辻󠄀口博啓(『モンサンクレール』オーナーシェフ)
内藤剛志(俳優)
今回、注目する食材は、茨城県の一部でしか栽培されていない江戸崎かぼちゃ。そのおいしさの秘密を求め、世界的なパティシエ・辻󠄀口博啓(つじぐち・ひろのぶ)さんと内藤剛志が茨城県稲敷市へ向かう。
2人を畑で迎えてくれたのは、江戸崎かぼちゃの匠・池延美千男(いけのべ・みちお)さん。
一般的なカボチャは、交配してから45日ほどで収穫される。しかし江戸崎かぼちゃは、さらに10日間、畑で熟成させることにより、糖度は一般的なカボチャの1.7倍になり、ホクホク感や香りも増し、皮も柔らかくなるという。栽培には機械を頼れない工程も多く、池延さん一家は総出で、たくさんの手作業を欠かさず行い、江戸崎かぼちゃを丹念に育てていく。
収穫シーズンは始まったばかりだが、今年もまずまずの出来栄え。
池延さんのお宅にお邪魔した2人は、ご夫婦から江戸崎かぼちゃを使った様々な手料理をごちそうに。内藤はその甘味に驚いた様子で、辻󠄀口シェフは、薄い皮としっかりした実が特徴的だと評する。
稲敷市で江戸崎かぼちゃの生産が始まったのは、今から53年前。ある農家が、収穫の遅れたカボチャがおいしいことに気づき、江戸崎かぼちゃ部会を結成。畑で完熟させるカボチャを作るため、試行錯誤を繰り返した。その努力が実り、2015年には、「夕張メロン」や「神戸ビーフ」などと並び、カボチャでは唯一、国が地域ブランドとして保護する制度に登録された。
そんな江戸崎かぼちゃのおいしさを多くの人に届けようと、日々努力を重ねる池延さん一家のために、今度はシェフが腕によりをかける番。世界的パティシエ・辻󠄀口シェフが、江戸崎かぼちゃで驚きの涼感スイーツを作る…!
一品目は、意外にもカボチャと相性が良いという柑橘類をふんだんに使った、見た目も鮮やかな江戸崎かぼちゃのパフェ。さらにもう一品は、丸ごとカボチャの中に隠された、遊び心ある濃厚な江戸崎かぼちゃのプリン。涼感たっぷりな江戸崎かぼちゃスイーツの味わいと、それを生み出すシェフの驚きの技とは…!?
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池延美千男さん
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「江戸崎かぼちゃのパフェ」
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「丸ごとカボチャプリン」