「ちゃんこ鍋」は力士の鍋料理。明治時代、両国にある出羽海部屋で、一度に大量に作れる料理として誕生したといわれています。「ちゃんこ」という言葉の語源は諸説あり、親方を父「チャン」、弟子を「コ」に例えた師弟関係を表現したとの見解があります。

「ふぐ・ちゃんこ鳥義」は昭和27年、鳥肉店として両国で創業しました。相撲部屋からの注文も多く、部屋の厨房に出向き、その場で鶏をさばいていたそうです。そんな鳥肉店ならではの「ちゃんこ鍋」を提供しようと飲食店を開いたのが昭和50年。素材を生かすため味付けはサッパリした「しょうゆ味」。ボリュームたっぷりでリーズナブルに楽しめると地元で愛され続けています。