国内屈指の小麦生産量を誇る群馬県では、古くから小麦粉を使った料理が盛んで「焼きまんじゅう」の起源は江戸時代とされています。小麦粉に麹を混ぜて発酵させたタネを蒸し、串に刺して「みそだれ」を塗って焼いたもの。祭の出店などには欠かせない群馬の「おやつ」です。
「原嶋屋総本家」は今年で創業165年になる「焼きまんじゅう」の老舗で、その製法は一子相伝。「まんじゅう」は麹による自然発酵製法を守り抜いており、日々の気温・湿度を考慮して発酵時間を調整することで、ふわふわでもっちりした食感を生み出しています。焼き加減は好みに合わせて仕上げてくれ「甘いみそだれ」をしっかり焼いた香ばしい味わいがオススメだそうです。