千葉県成田市の周辺では古くから印旛沼で獲れた川魚が食べられていました。中でも一番の名物が夏のスタミナ食・うなぎ。成田山新勝寺の参道には今も多くのうなぎ店が並び、成田山詣でと一緒に楽しまれています。
今回訪れたのは、新勝寺の総門脇に店を構える老舗・駿河屋。創業は江戸時代、職人の目利きで厳選した良質のうなぎと千葉産醤油をベースにした秘伝のタレが自慢のお店です。うな重はもちろんのこと、専門店ならではの様々な形でうなぎが楽しめるのも人気の理由。皮や身を使った煮こごりはひんやりとした食感が夏にピッタリの逸品です。