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2019.06.08

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日本最高峰!少年少女オーケストラの音楽会

1996年の創設以来、今年で24年目を迎えた「千葉県少年少女オーケストラ」。10歳〜20歳までの160名からなるこのオーケストラは著名な指揮者や演奏家が絶賛するほどの実力ある楽団です。そこで今回は世界で活躍する2名の巨匠、指揮者の井上道義さんとジャズ・ピアニスト小曽根真さんをお招きし、プロ奏者を本気にさせる千葉県少年少女オーケストラとの共演の模様をお送りしました。
♪小曽根真、小倉優子、井上道義、千葉県少年少女オーケストラ

出演者

小曽根 真  おぞね まこと /ピアノ
バークリー音楽大学を首席で卒業後、全世界デビュー。チック・コリア、ゲイリー・バートンなど、トップ・ミュージシャンとツアーを催行するほか、ソロ、ビッグバンドなど、ジャズの最前線で世界的に活躍。近年はクラシックでの躍進もめざましく、ニューヨーク・フィルハーモニック、シカゴ交響楽団をはじめ欧米の主要オーケストラとも共演を重ねている。また、演奏のみならず舞台、映画音楽の作曲を手がけるなど、マルチな才能でボーダレスな活動を続け注目を集めている。平成30年度紫綬褒章受章。
小倉 優子  おぐら ゆうこ /タレント
ママタレント。1983年千葉県生まれ。グラビアアイドルとしてデビューし、現在はタレントとして活躍。パン好きが高じて2009年にパンアドバイザーを取得。2人の男の子のママ。料理上手としても有名。本人プロデュースの料理本も大好評。
井上 道義  いのうえ みちよし /指揮
ニュージーランド国立交響楽団首席客演指揮者、新日本フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団首席指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督を歴任。2017年大阪国際フェスティバルにてバーンスタイン シアターピース「ミサ」を、2019年全国共同制作オペラ「ドン・ジョヴァンニ」(森山開次演出)を、いずれも総監督として率い既成概念にとらわれない唯一無二の舞台を作り上げている。オーケストラ・アンサンブル金沢桂冠指揮者。また、自宅にアヒルを飼っている。
千葉県少年少女オーケストラ /オーケストラ
1996年に佐治薫子氏を音楽監督に迎え、都道府県レベルでは全国初の少年少女によるオーケストラとして結成され、24年目を迎えた。団員は10歳から20歳までの160名で「よい音で、よい演奏を」をモットーに土曜・日曜を利用して、県内各地から千葉県文化会館に集まり練習に励んでいる。演奏活動は定期演奏会、地域演奏会や招待演奏など県内外で数多く行っているほか、海外での公演も多く、これまでに米国、韓国、ドイツ、ブルガリアで演奏会を行い好評を博した。また「にんげんドキュメント」や「どれみふぁワンダーランド」「題名のない音楽会」などテレビ番組にも多数出演。2009年にはこれまでの活動が評価され、団体としては初めて「文化の日千葉県功労者表彰の文化功労」を受賞。

楽曲紹介

  • ♪1:「エスパーニャ・カーニ」

    作曲: P.マルキーナ
    編曲: G.プリンス
    指揮: 井上道義
    演奏: 千葉県少年少女オーケストラ

  • ♪2:「交響曲第1番」第4楽章より

    作曲: D.ショスタコーヴィチ
    指揮: 井上道義
    演奏: 千葉県少年少女オーケストラ

  • ♪3:「ピアノ協奏曲 第9番 ジュノーム」第3楽章より

    作曲: W.A.モーツァルト
    ピアノ: 小曽根真
    指揮: 井上道義
    演奏: 千葉県少年少女オーケストラ

偉人たちが残した言葉

作品を生み出すこと、それを解釈し、演奏することとは、自由になることを学ぶということ。