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2018.11.03

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クラシックの名曲を遊ぶ休日

世界でご活躍中のジャズ・ピアニストとなった山中千尋さん。有名クラシック曲をジャズにアレンジして演奏することも多い山中さんと、クラシック界の第一人者、指揮者でピアニストの沼尻竜典さん、このお二人に話を伺いながら、クラシックの名曲の遊び方をお届けしました。
♪沼尻竜典、山中千尋 ほか

出演者

沼尻 竜典  ぬまじり りゅうすけ /指揮
びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督、リューベック歌劇場首席客演指揮者。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。ロンドン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響、デュッセルドルフ響、フランス放送フィル、トゥールーズ・キャピトル管、パリ室内管、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ響、シドニー響等欧米各国のオーケストラを指揮。国内ではN響を指揮してのデビュー以来、これまで、新星日響正指揮者、東フィル正指揮者、名古屋フィル常任指揮者、日本フィル正指揮者、群馬響首席指揮者兼芸術アドバイザー、日本センチュリー響首席客演指揮者を歴任。1995年、自ら結成したトウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ(現トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア)と共に、三鷹市芸術文化センターを拠点に活動を開始。「ベートーヴェン交響曲全集」の録音も高く評価された。オペラ指揮者としては1997年《後宮からの誘拐》でデビュー、近年では、ケルン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、バーゼル歌劇場、シドニー・オペラハウス等へも客演。また、びわ湖ホール、リューベック歌劇場でも数々のプロダクションを成功に導いている。2011年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラへデビュー、バルトーク《中国の不思議な役人》で成功を収めた。2014年1月にはオペラ《竹取物語》を作曲・世界初演、国内外で再演されている。第1回出光音楽賞受賞、2017年紫綬褒章受章。
山中 千尋  やまなか ちひろ /ピアノ
NYを拠点に世界を駆けるジャズ・ピアニスト山中千尋。アルバムは全て国内JAZZチャートで1位獲得。今年初頭からヨーロッパ各地の公演をソールドアウトにし、米リンカーンセンターに出演。6月、新譜「ユートピア」リリース。11月、すみだトリフォニーホールなど全国ホールツアー敢行。米ダウンビート誌Outstanding Performance賞、日本ゴールドディスク大賞など多数受賞。バークリー音楽大学助教授として後進の指導にあたる。桐朋学園大学非常勤講師。

楽曲紹介

  • ♪1:「乙女の祈り」

    作曲: T.バダジェフスカ
    編曲: 山中千尋
    ピアノ: 山中千尋
    ベース: 山本裕之
    ドラム: 桃井裕範

  • ♪2:「白鳥」

    作曲: C.サン=サーンス
    編曲: 山中千尋
    ピアノ: 山中千尋
    ベース: 山本裕之
    ドラム: 桃井裕範

  • ♪3:「ラプソディー・イン・ブルー〜マンボ〜ストライク・アップ・ザ・バンド」

    作曲: G.ガーシュウィン/L.バーンスタイン
    ピアノ: 山中千尋
    ベース: 山本裕之
    ドラム: 桃井裕範

偉人たちが残した言葉

ショパンやバッハ モーツァルトのように瞬時に即興できた人たちは ある意味でジャズ奏者なんだ