BACKNUMBERこれまでの放送

2018.09.08

これまでの放送

出光音楽賞 受賞者ガラコンサート

第28回出光音楽賞受賞者ガラコンサートの模様を放送致しました。今回はサクソフォン・上野耕平さん、チェロ・岡本侑也さん、ヴァイオリン・辻彩奈さんの3名が受賞しました。
♪上野耕平、岡本侑也、辻彩奈、沼尻竜典、東京フィルハーモニー交響楽団 ほか

出演者

上野 耕平  うえの こうへい /サクソフォン
8歳から吹奏楽部でサクソフォンを始め、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業。指揮者山田和樹氏には「耕平は、1音を聴いただけで、ただ者ではないと思った!」またボストン・ポップス・オーケストラの音楽監督であり指揮者であるKeith Lockhartには「サクソフォンのこんな音聴いた事がない。目が飛び出るほど驚いた!」と言わしめた。第28回日本管打楽器コンクールサクソフォン部門において史上最年少で第1位ならびに特別大賞を受賞。2014年第6回アドルフ・サックス国際コンクールにおいて第2位を受賞。常に新たなプログラムに挑戦し、サクソフォンの魅力と可能性を最大限に伝え、国内若手アーティストの中でもトップの位置をしめている。現在は演奏活動のみならずメディアへの出演やサックスカルテット「The Rev Saxophone Quartet」、吹奏楽「ぱんだウインドオーケストラ」のコンサートマスターとしても活躍中。2014年に「アドルフに告ぐ」でCDデビュー。最新アルバムは無伴奏バッハ「BREATH」。
OfficialHP http://uenokohei.com
※リンク先は外部サイトへ遷移します。
辻 彩奈  つじ あやな /ヴァイオリン
1997年岐阜県生まれ。2016年モントリオール国際音楽コンクール第1位、併せて5つの特別賞を受賞。11歳にて名古屋フィルハーモニー交響楽団と共演後、多くの国内外のオーケストラと共演。これまでに、モントリオール交響楽団、チェコ国立室内管弦楽団パルドビツェ、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、セントラル愛知交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、京都市交響楽団などと共演。また室内楽においては、チェロの堤剛、ピアノの江口玲、伊藤恵の各氏らとの共演。2017年に岐阜県芸術文化奨励を受賞。現在東京音楽大学に特別特待奨学生として在学中。これまでに小林健次、矢口十詩子、中澤きみ子、小栗まち絵、原田幸一郎の各氏に師事。使用楽器:NPO法人イエロー・エンジェルより貸与されているJoannes Baptista Guadagnini1748。2018年4月には、モントリオール国際音楽コンクールの模様を収録したメジャー・デビューCDをワーナークラシックス日本人初のセンター契約第一弾アーティストとしてリリース。
岡本 侑也  おかもと ゆうや /チェロ
2017年エリザベート王妃国際音楽コンクールで第2位・イザイ賞、第16回(2017年)齋藤秀雄メモリアル基金賞、第28回(2017年度)出光音楽賞を受賞。2011年第80回日本音楽コンクールチェロ部門第1位。リサイタルや室内楽はもちろん、尾高忠明、高関健、ユベール・スダーン、オーギュスタン・デュメイ、ステファヌ・ドゥネーヴ等の指揮者、ワディム・レーピンなどの世界的ソリスト、国内外のオーケストラとの共演、テレビ出演とすでに第一線で演奏活動を展開している、今世界が最も注目する1994年生まれのチェリスト。(公財)江副記念財団第42回奨学生。(公財)ローム音楽財団2013年度・2014年度奨学生。第25回(2014年度)新日鉄住金音楽賞フレッシュアーティスト賞を受賞。H=J.ゼーフルート、山崎伸子、W=S.ヤンの各氏に師事。ミュンヘン音楽大学を首席で卒業し、現在はミュンヘン音楽大学大学院でJ.シュテッケル氏に師事。使用楽器:PIETRO GIACOMO ROGERI(1710年ピエトロ・ジャコモ・ロジェーリ/サントリー芸術財団より貸与)
沼尻 竜典  ぬまじり りゅうすけ /指揮
びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督、リューベック歌劇場首席客演指揮者。1990年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。ロンドン交響楽団、モントリオール交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、フランス放送フィルハーモニー管弦楽団、ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団、シドニー交響楽団等欧米各国のオーケストラを指揮。国内ではNHK交響楽団を指揮してのデビュー以来、これまで、新星日本交響楽団正指揮者、東京フィルハーモニー交響楽団正指揮者、名古屋フィルハーモニー交響楽団常任指揮者、日本フィルハーモニー交響楽団正指揮者、群馬交響楽団首席指揮者兼芸術アドバイザー、日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者を歴任。オペラ指揮者としては、ケルン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー、バーゼル歌劇場、シドニー・オペラハウス等へも客演。また、びわ湖ホール、リューベック歌劇場でも数々のプロダクションを成功に導いている。2011年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラへデビュー、バルトーク≪中国の不思議な役人≫で成功を収めた。2014年1月にはオペラ《竹取物語》を作曲・世界初演、国内外で再演されている。第1回出光音楽賞受賞。2017年紫綬褒章受章。
東京フィルハーモニー交響楽団
1911年創立。2011年に日本のオーケストラとして最初の100周年を迎えた、日本で最も長い歴史をもつオーケストラ。メンバー約130名。シンフォニーオーケストラと劇場オーケストラの両機能を併せもつ。名誉音楽監督にチョン・ミョンフン、首席指揮者にアンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフを擁する。Bunkamuraオーチャードホール、東京オペラシティコンサートホール、サントリーホールでの定期演奏会や「平日/休日の午後のコンサート」を中心とする自主公演、新国立劇場等でのオペラ・バレエ演奏、『NHK名曲アルバム』『NHKニューイヤーオペラコンサート』テレビ朝日系『題名のない音楽会』、テレビ東京系『東急ジルベスターコンサート』などの放送演奏により全国の音楽ファンに親しまれる存在として、高水準の演奏活動とさまざまな教育的活動を展開している。海外公演も積極的に行い、国内外から高い注目を集めている。1989年からBunkamuraオーチャードホールとフランチャイズ契約を結んでいる。東京都文京区、千葉県千葉市、長野県軽井沢町、新潟県長岡市と事業提携を結び、各地域との教育的、創造的な文化交流を行っている。
公式ウェブサイト
http://www.tpo.or.jp/
※リンク先は外部サイトへ遷移します。
公式フェイスブック
https://www.facebook.com/TokyoPhilharmonic/
※リンク先は外部サイトへ遷移します。
公式ツイッター
https://twitter.com/tpo1911/
※リンク先は外部サイトへ遷移します。

楽曲紹介

  • ♪1:「アルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲」より

    作曲: J.イベール
    サクソフォン: 上野耕平
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

  • ♪2:「詩曲」より

    作曲: E.ショーソン
    ヴァイオリン: 辻彩奈
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

  • ♪3:「ロココの主題による変奏曲」より

    作曲: P.I.チャイコフスキー
    チェロ: 岡本侑也
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

偉人たちが残した言葉

自信を持つことは一生涯の仕事