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2018.08.18

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オーケストラの打楽器奏者を知る休日

ひとりでいくつもの楽器を担当し、果てには楽器まで作ってしまう、そんな知られざる打楽器奏者の仕事ぶりをご紹介しました。
♪福島喜裕、松本祐二、船迫優子

出演者

福島 喜裕  ふくしま よしひろ /打楽器奏者
徳島県鳴門市出身。1978年武蔵野音楽大学卒業。在学中より都内各プロ・オーケストラにて活躍。徳島文理大学音楽学部講師を務めた後、1982年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団入団。1993年より日本フィルハーモニー交響楽団に移籍し、現在に至る。2000年、第519回日本フィル定期演奏会にて、バルトーク「2台のピアノと打楽器のための協奏曲」をソリストとして演奏。好評を得る。また打楽器を用いたワークショップ、教育プログラム等においても全国的に活躍している打楽器奏者である。打楽器を小林美隆、佐藤英彦、マリンバを高橋美智子諸氏に師事。またW・テーリヒェン(元ベルリン・フィル)、V・リットナー(スロヴァキア・フィル)の各氏にも指導を得る。
松本 祐二  まつもと ゆうじ /打楽器奏者
1990年から1993年にかけてベルリン、ブルガリア、マレーシア、シンガポールなどの打楽器アンサンブルツアーに参加し、1994年東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団に入団。1996年洗足学園音楽大学講師に就任。東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団打楽器奏者、洗足学園音楽大学講師、パステル音楽院ドラム科講師、一般社団法人難聴者音楽感受研究所理事長。
船迫 優子  ふなさこ ゆうこ /打楽器奏者
東京都出身。武蔵野音楽大学卒業、桐朋学園大学附属桐朋オーケストラ・アカデミー修了。これまでに、オーケストラ・吹奏楽・アンサンブル・ソロなど多方面で活動。近年は、各地の吹奏楽コンクールや全国大会での審査、雑誌でのワンポイントレッスンの執筆など、後進の指導にも力を注ぐ。2016年には日伊国交樹立150周年記念オーケストラ(リッカルド・ムーティ指揮)の一員として、イタリア・ラヴェンナ音楽祭に参加。2007年より東京フィルハーモニー交響楽団打楽器奏者。

楽曲紹介

  • ♪1:「交響曲第9番」第4楽章より ほか

    作曲: L.v.ベートーヴェン
    シンバル: 福島喜裕
    バスドラム: 松本祐二
    トライアングル: 船迫優子

偉人たちが残した言葉

音楽はわれを忘れさせ、異質な世界へと連れ去ってしまう。