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2018.08.11

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変幻自在な作曲家サン=サーンスの音楽会

フランスが生んだ偉大な作曲家サン=サーンスは、様々なジャンルで名曲を残していますが、同一人物の作品とは思えないほど変幻自在に印象の異なる作品を作っています。その多彩な楽曲の数々をお楽しみいただきました。
♪藤木大地、佐藤晴真、田中祐子、東京フィルハーモニー交響楽団

出演者

藤木 大地  ふじき だいち /カウンターテナー
2012年日本音楽コンクール声楽部門第1位。2013年ボローニャ歌劇場にてグルック「クレリアの勝利」マンニオ役に抜擢されてデビュー。続けて同劇場でバッティステッリ「イタリア式離婚狂想曲」カルメロ役で出演し国際的に高い評価を得る。2017年4月にはライマン「メデア」ヘロルド役でウィーン国立歌劇場にデビューを飾るなど、バロックからコンテンポラリーまで幅広いレパートリーで活動を展開する、現在、日本で最も注目される国際的なアーティストのひとりである。第19回松方ホール音楽賞受賞。第25回青山音楽賞青山賞受賞。ウィーン国立音楽大学大学院(文化経営学)修了。
佐藤 晴真  さとう はるま /チェロ
1998年生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校1年の時に第67回全日本学生音楽コンクール高校の部第1位、翌年第83回日本音楽コンクール第1位及び徳永賞・黒柳賞。東京藝術大学入学、現在ベルリン芸術大学在籍。2017年第13回ドメニコ・ガブリエリ・チェロコンクール(ベルリン)第1位。2018年2月難関で知られる第11回ルトスワフスキ国際チェロコンクール第1位及び「Grave」最優秀賞。今後はヨーロッパの音楽祭にも出演が予定されている。
田中 祐子  たなか ゆうこ /指揮
東京藝術大学大学院指揮科修士課程首席修了。東京国際音楽コンクール「指揮」入選、ブザンソン国際指揮者コンクール、ショルティ国際指揮者コンクールのセミファイナリスト。2012渡独。2013年クロアチア国立歌劇場リエカ管弦楽団に招かれ海外デビュー。2015年藤原歌劇団「椿姫」にてオペラデビュー。2015-17シーズンNHK交響楽団首席指揮者パーヴォ・ヤルヴィ公式アシスタント。2018年4月より、オーケストラ・アンサンブル金沢の指揮者(Resident Conductor)に就任。平成30年度(第29回)五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
公式ウェブサイト
http://yuko-tanaka.com/
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東京フィルハーモニー交響楽団 /オーケストラ
1911年創立。約130名のメンバーを擁する、日本最古の歴史と伝統をもつオーケストラ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者アンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。「定期演奏会」「平日/休日の午後のコンサート」などの自主公演の他、新国立劇場などでのオペラ・バレエ演奏、NHK他の放送演奏など、高水準の演奏活動を展開。海外公演も積極的に行い、高い評価を得ている。

楽曲紹介

  • ♪1:「動物の謝肉祭」より「白鳥」

    作曲: C.サン=サーンス
    チェロ: 佐藤晴真
    ハープ: 宮原真弓

  • ♪2:「アヴェ・マリア」

    作曲: C.サン=サーンス
    編曲: 萩森英明
    カウンターテナー: 藤木大地
    指揮: 田中祐子
    演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

  • ♪3:「チェロ協奏曲 第1番」 第3楽章より

    作曲: C.サン=サーンス
    チェロ: 佐藤晴真
    指揮: 田中祐子
    演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

  • ♪4:歌劇「サムソンとデリラ」より 「バッカナール」より

    作曲: C.サン=サーンス
    指揮: 田中祐子
    演奏: 東京フィルハーモニー交響楽団

偉人たちが残した言葉

魚が水の中で生きているように、私は音楽の中で生きている。