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2018.03.17

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カバーポップスの音楽会

1950年代末期から1960年代前半にかけて日本のミュージックシーンを大いに盛り上げ、その後のポップスの礎を作った「カバー・ポップス」の魅力に迫りました。
♪松永貴志、ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット、今野均ストリングス ほか

出演者

今野 均  こんの ひとし /ヴァイオリン
東京音楽大学卒業。『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』『ちはやふる』連続テレビ小説『わろてんか』など多数の映画、ドラマ、CMの音楽レコーディングを担当。今回のストリングスのメンバーを率い、「題名スペシャルバンド」のコンサートマスターも務める。
松永 貴志  まつなが たかし /ピアノ
17歳でメジャー・デビュー。全米及びヨーロッパ、アジア各国で「STORM ZONE」を発表。NYブルーノート・レーベル75年の歴史上、ジャズの帝王マイルス・デイビスの記録を塗り替え最年少リーダー録音記録樹立。テレビ朝日「報道ステーション」前テーマ曲など数々のTV番組曲を担当。パリの文化省トップから「彼のピアノは世界を驚愕させる」と評価される。抜群のリズム感と圧倒的なピアニズムは世界中から高い評価を得ている。第14回出光音楽賞受賞。
多久 潤一朗  たく じゅんいちろう /フルート
無数の特殊奏法や民族楽器の奏法を駆使し自作自演を軸に活動中。東京藝術大学在学時より現代音楽を中心に活動を始め、国内外の作曲家の新作初演を多数手がける。ソリストとしてもこれまでに新日本フィルハーモニー管弦楽団はじめ数々のオーケストラと協奏曲を共演した。また自身がリーダーを務める次世代型フルートトリオ『マグナムトリオ』は国内ツアーは元よりイギリスやカナダ、韓国他様々な国の音楽祭からオファーを受け招待公演を行なっており、2015年には国立新美術館『オルセー美術館展』公式タイアップアーティストとして多数のコンサートを行い、CM曲を提供した。TV、CMなどのレコーディングも多く、先年ヒットした映画『のだめカンタービレ』の日本武道館公演では首席フルート奏者兼『ラプソディ・イン・ブルー』のピアニカソリストも務めた。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』のフルートも担当。
The Rev Saxophone Quartet ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット /サクソフォン
ソプラノ&アルト・サクソフォン:上野耕平 アルト・サクソフォン:宮越悠貴
テナー・サクソフォン:都築 惇 バリトン・サクソフォン:田中奏一朗
高校時代からコンクールやアカデミーなどで顔を合わせていた4人が、東京藝術大学で再会し、2013年にクヮルテットを結成。クヮルテット名の「Rev」とは、エンジンの回転などを意味する「Rev.」が由来。音楽のもつ無限なエネルギーをメンバー4人が音として奏で、1つの方向へ疾走したい、という思いを込めている。これまでに全国各地でリサイタルやアウトリーチ活動など様々な演奏活動を行う。第41回藝大室内楽定期に出演。また、サクソフォン四重奏のためのレパートリーはもちろん、新曲の委嘱や初演、ピアノや邦楽器などとの共演も積極的に行い、サクソフォン四重奏の更なる可能性を追求している。2017年3月のデビュー・コンサートはサクソフォン四重奏の「究極のプログラム」で挑み、満席の会場を大いに盛り上げた。また、8月にはデビュー・コンサートを収録したライブCDリリース。現在、メンバーはソリストとしても活躍しており、それぞれのキャラクターが違うからこそ4人がそろったときに新たな色をもつ唯一無二のクヮルテットになっている。
佐藤 秀徳  さとう しゅうとく /トランペット
福島県郡山市出身。東京藝術大学卒業。ソロからオーケストラ、ジャズ・ポップスミュージシャンとのアンサンブルなど多方面で演奏しているフリーランスプレイヤー。シアターオーケストラトーキョー(Kバレエカンパニー)、横浜シンフォニエッタ、東京金管五重奏団などに所属。アンサンブル・ノマドレギュラーゲスト。大友良英スペシャルビッグバンドメンバー。1999年〜ライヴパフォーマンスグループ「チャンチキトルネエド」(2013年活動休止)のメンバーとして海外公演や全国ツアーに参加。2016年には、ギタリスト佐藤紀雄とのデュオ「Barchetta」の活動もスタートした。これまでにソリストとして、多摩ウインドフィルハーモニーオーケストラ、江戸川吹奏楽団、東京ガス吹奏楽団などと共演。故郷福島県では、ソリストとして多くの音楽団体と共演するほか、後進の指導にも力を入れている。2010年に福島県出身のトランペット奏者3人とピアニストでQuartet Made in Fukushimaを結成。県内での演奏を中心に東京や福岡での公演、CD制作など精力的な活動をしている。トランペットを栃本浩規、津堅直弘、杉木峯夫、関山幸弘、ヒロ・野口の各氏に師事。
半田 信英  はんだ のぶひで /トロンボーン
宮城県出身。大学卒業後「B.B.Station」、「BLUE NOTE TOKYO ALL-STAR JAZZ ORCHESTRA」、「村田陽一BigBand」などのビックバンド、様々なミュージカルでの演奏、映画やドラマ、CMなどの録音、生放送音楽番組での演奏、アーティストのサポートなどクラシックからジャズ、多ジャンルに渡り活動中。

楽曲紹介

  • ♪1:「ラストダンスは私に」

    作曲: D.ポーマス/M.シューマン
    訳詞: 岩谷時子
    編曲: 三宅一徳
    歌: 石丸幹二

  • ♪2:「ダイアナ」

    作曲: P.アンカ
    編曲: 三宅一徳

  • ♪3:「可愛いベイビー」

    作曲: D.スターリング/B.ナウマン
    編曲: 萩森英明

  • ♪4:「ヴァケイション」

    作曲: G.ナイト/H.ハンター/C.フランシス
    編曲: 萩森英明

  • ♪5:「レモンのキッス」

    作曲: A.ポンキエッリ
    編曲: D.マニング/伊賀拓郎

  • ♪6:「情熱の花」

    作曲: L.v.ベートーヴェン
    編曲: B.ボトキン/G.ガーフィールド/P.ムルタヒ/伊賀拓郎

    【演奏:題名スペシャルバンド】
    1stヴァイオリン: 今野均、漆原直美、石亀協子
    2ndヴァイオリン: 城元絢花、亀田夏絵
    ヴィオラ: 生野正樹、二木美里
    チェロ: 西方正輝、水野由紀
    ピアノ&シンセサイザー: 松永貴志
    フルート: 多久潤一朗
    サクソフォン: ザ・レヴ・サクソフォン・クヮルテット
    トランペット: 佐藤秀徳、阿部一樹
    トロンボーン: 半田信英、笹栗良太
    ギター: 伊平友樹
    ベース: 海老沼崇史
    ドラムス: 能村亮平
    パーカッション: 鈴木喜鏤、佐藤由、小竹満里

偉人たちが残した言葉

幸せだから歌うのではない 歌うから幸せなのだ