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2017.11.25

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楽器を知る休日〜ギター編

ギターをうらやましいと思っている楽器「ハープ」と「マリンバ」。なぜ、そう思うのでしょうか?日本を代表する女性奏者3人をお迎えして、それぞれの楽器の魅力と、意外な共通点を探りました。
♪村治佳織、塚越慎子、山宮るり子 ほか

出演者

村治 佳織  むらじ かおり /ギター
幼少の頃より数々のコンクールで優勝を果たし、15歳でCDデビュー。フランス留学帰国後、本格的なソロ活動を展開。その後NHK交響楽団をはじめ国内外主要オーケストラとの共演も多い。03年英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初の長期専属契約を結ぶ。これまでにDECCAよりCD12枚、DVD2枚をリリース。昨年10月『ラプソディー・ジャパン』をリリース。本年4月より毎週土曜20時〜J-WAVEでナビゲーターを務める。出光音楽賞受賞。
塚越 慎子  つかごし のりこ /マリンバ
歌心溢れる繊細かつ熱狂的な演奏で、現在最も注目を集めるマリンバ奏者。09年には世界最大の打楽器フェスティヴァルであるPASIC(国際打楽器協会インターナショナルコンヴェンション)においてソリストとして出演。アメリカ・ノーステキサス州立大学で研鑽を積み、パリ国際マリンバコンクール第1位など数多くのコンクール歴を誇る。CDはこれまでに3枚をリリース。12年、第22回出光音楽賞受賞。
山宮 るり子  やまみや るりこ /ハープ
新潟市出身。山田ふたば、山崎祐介、メストレの各氏に師事。ハンブルク国立音楽演劇大学を首席で卒業後、同大学院にてドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績にて取得。09年にミュンヘン国際音楽コンクールハープ部門第2位、11年リリー・ラスキーヌ国際ハープコンクール優勝。ケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団首席ハープ奏者を経て15年帰国。NHK交響楽団、東京交響楽団、兵庫PAC管弦楽団と共演。デビューCD「スパイラル」はレコード芸術誌特選盤。

楽曲紹介

  • ♪1:「魔笛」の主題による変奏曲

    作曲: F.ソル
    編曲: 萩森英明
    ギター: 村治佳織
    マリンバ: 塚越慎子
    ハープ: 山宮るり子

  • ♪2:「モルダウ」より

    作曲: B.スメタナ
    編曲: H.トゥルネチェック
    ハープ: 山宮るり子

  • ♪3:「リベルタンゴ」

    作曲: A.ピアソラ
    編曲: E.サミュ
    マリンバ: 塚越慎子

  • ♪4:「タンゴ・アン・スカイ」より

    作曲: R.ディアンス
    ギター: 村治佳織

  • ♪5:「アルハンブラの思い出」

    作曲: F.タルレガ
    編曲: 萩森英明
    ギター: 村治佳織
    マリンバ: 塚越慎子
    ハープ: 山宮るり子

偉人たちが残した言葉

ギターは双眼鏡を逆からのぞいたオーケストラである。