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2017.09.17

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第27回 出光音楽賞受賞者ガラコンサート

今回はオーボエ・荒木奏美さん、ソプラノ・小林沙羅さん、ピアノ・反田恭平さんの3名が受賞しました、第27回出光音楽賞受賞者ガラコンサートの模様を放送致しました。
♪荒木奏美、小林沙羅、反田恭平、沼尻竜典、日本フィルハーモニー交響楽団 ほか

出演者

荒木 奏美  あらき かなみ /オーボエ
1993年茨城出身。東京藝術大学を首席卒業後、現在同院2年に在籍しながら東京交響楽団首席オーボエ奏者を務めている。第11回国際オーボエコンクール・軽井沢でアジア勢初の第1位。東京・春・音楽祭 −東京のオペラの森2016−でデビュー、B→C、音楽祭への参加等各地でリサイタル、室内楽に取り組んでいる。これまでに東響、都響などと協演。ハインツ・ホリガーに絶賛されオーボエトリオで共演。坂本真紀、成田恵子、和久井仁、小畑善昭、青山聖樹の各氏に師事。
小林 沙羅  こばやし さら /ソプラノ
東京藝術大学及び同大学院修了。2010〜15年ウィーンとローマにて研鑚を積む。16年度出光音楽賞受賞。12年ブルガリア国立歌劇場《ジャンニ・スキッキ》ラウレッタで欧州デビュー。15年野田秀樹演出、井上道義指揮《フィガロの結婚》にスザンナ役で好評を博す。16年山田和樹&日本フィルのマーラー・ツィクルス、交響曲第4番ソリスト。17年《カルメン》ミカエラで藤原歌劇団デビュー。藝大在学中より音楽集団「VOICE SPACE」のメインボーカルを務め、日本語の歌唱、朗読や新作演奏にも力を入れている。
反田 恭平  そりた きょうへい /ピアノ
第81回日本音楽コンクール第1位入賞。2014年チャイコフスキー記念国立モスクワ音楽院に首席で入学。2015年「チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノ協奏曲コンクール」古典派部門で優勝。「ロシア国際音楽祭」にてマリインスキー劇場でデビューを果たす。2016年1月のデビュー・リサイタルは、サントリーホール2000席を完売させ、また浜離宮朝日ホールでの3夜連続コンサートは3日間の追加公演を行うなどもっとも勢いのあるピアニストとして注目されている。2017年出光音楽賞受賞。現在、国内外にて演奏活動を意欲的に行っている。
オフィシャルHP
http://soritakyohei.com/
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沼尻 竜典  ぬまじり りゅうすけ /指揮
リューベック歌劇場音楽総監督、びわ湖ホール芸術監督、トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督。ブザンソン国際指揮者コンクール優勝以来、ロンドン響、モントリオール響、ベルリン・ドイツ響、フランス放送フィル、シドニー響等欧米各国のオーケストラに客演。国内においてもN響を指揮してのデビュー以来多くのオーケストラにおいて首席客演指揮者を歴任。オペラ指揮者としてもケルン、ミュンヘン、ベルリン、シドニー、新国立劇場、びわ湖ホール等にて数々の演目を指揮、成功に導いている。2011年夏にはサイトウ・キネン・オーケストラへデビュー、2014年1月にはオペラ《竹取物語》を作曲・世界初演、今後も国内外で再演が予定されている。91年第1回「出光音楽賞」、99年第7回渡邉暁雄音楽基金音楽賞、01年第51回芸術選奨文部科学大臣新人賞、04年第3回齋藤秀雄メモリアル基金賞、05年第46回毎日芸術賞、第23回中島健蔵音楽賞、2011年文化庁芸術祭優秀賞、第61回芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。2017年春には紫綬褒章を受章。
日本フィルハーモニー交響楽団 /オーケストラ
1956年6月22日創立。楽団創設の中心となった渡邉曉雄が初代常任指揮者を務めました。2016年に創立60周年を迎えた日本フィルは、この歴史と伝統を守りつつ、さらなる発展を目指し、「オーケストラ・コンサート」、「エデュケーション・プログラム」、「リージョナル・アクティビティ(地域活動)」という三つの柱で活動を行っています。
I. オーケストラ・コンサート
東京・横浜・さいたま・相模大野で定期演奏会を開催し、年間公演数は例年150回前後。2016年9月に首席指揮者にフィンランドの気鋭ピエタリ・インキネンを迎え、桂冠指揮者兼芸術顧問アレクサンドル・ラザレフ、桂冠名誉指揮者小林研一郎、正指揮者山田和樹、そしてミュージック・パートナー西本智実という充実した指揮者陣を中心に、個性的で魅力的な企画を提供し、さらなる演奏力の向上を目指しています。
II. エデュケーション・プログラム
1975年より始まった親子コンサートの草分けである「夏休みコンサート」や、コミュニケーション・ディレクターのマイケル・スペンサーとともに、16年間にわたり行ってきた創作・体験的ワークショップは、日本のオーケストラにおける先駆的な取り組みであり、今後とも先進性を活かして広く発信して参ります。
III. リージョナル・アクティビティ
九州全県で行う九州公演は1975年より、その歴史を刻んでいます。1994年より東京都杉並区と友好提携を結び、「杉並公会堂シリーズ」や「60歳からの楽器教室」など地域に密着した活動を展開しています。
2011年4月より、聴衆からの募金をもとにボランティア活動「被災地に音楽を」を開始。2017年3月までにその公演数は215回を数えております。

楽曲紹介

  • ♪1:「パガニーニの主題による狂詩曲」より

    作曲: S.ラフマニノフ
    ピアノ: 反田恭平
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 日本フィルハーモニー交響楽団

  • ♪2:「オーボエ協奏曲」 ハ長調 第3楽章

    作曲: W.A.モーツァルト
    オーボエ: 荒木奏美
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 日本フィルハーモニー交響楽団

  • ♪3:喜歌劇「ジュディッタ」第4幕 “熱き口づけ”

    作曲: F.レハール
    訳詞: 滝弘太郎
    ソプラノ: 小林沙羅
    指揮: 沼尻竜典
    演奏: 日本フィルハーモニー交響楽団

偉人たちが残した言葉

人間は一生、学ばねばなりません。