BACKNUMBERこれまでの放送

2017.08.13

これまでの放送

世界のトップヴァイオリニストの音楽会

今回は世界的なヴァイオリニストの演奏で、ヴァイオリンの名曲を存分に堪能していただきました。
♪ワディム・レーピン、マキシム・ヴェンゲーロフ、ネマニャ・ラドゥロヴィチ ほか

出演者

ワディム・レーピン /ヴァイオリン
1971年シベリア生まれ。5歳でヴァイオリンをはじめ、その6ヶ月後にはステージで初めての演奏を果たした。11歳でリピンスキ・ヴィエニャフスキ国際コンクール優勝、モスクワとサンクトペテルブルクでリサイタル・デビュー。1985年には14歳にして東京、ミュンヘン、ベルリン、ヘルシンキ、翌年にはカーネギーホールにデビューしている。17歳でエリザベート王妃国際音楽コンクールに優勝。以来、ベルリン・フィル、ボストン響、シカゴ響、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、ロンドン響、パリ管、コンセルトヘボウ管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィル、スカラ・フィルをはじめ、世界有数のオーケストラと、アシュケナージ、ブーレーズ、シャイー、チョン、コンロン、ドホナーニ、デュトワ、エッシェンバッハ、フェドセーエフ、ガッティ、ゲルギエフ、ヤンソンス、ユロフスキ、ネーメ・ヤルヴィとパーヴォ、クリヴィヌ、レヴァイン、ルイージ、マリナー、マズア、メータ、ムーティ、小澤、ラトル、ナガノ、ロジェストヴェンスキー、テミルカーノフ、ティーレマン、ジンマン等の指揮で共演を続けている。リサイタル、室内楽でもルガンスキー、アルゲリッチ、キーシン、マイスキー、クニャーゼフ等がパートナーである。CD録音も多く、ワーナーミュージック、ドイツ・グラモフォンに数々の名盤を残している。2010年2月フランスで最も権威ある“Victoire d'honneur”を受賞。同年12月には芸術文化勲章受章も果たした(“Chevalier de l'Ordre des Arts et Lettres”)。2014年より芸術監督として故郷ノヴォシビルスクにてトランス=シベリア芸術祭を開催している。使用楽器は1733年作のストラディヴァリウス「ロード」。
マキシム・ヴェンゲーロフ /ヴァイオリン
KING of VIOLINとして世界の檜舞台で演奏し、指揮者としても活動する『今世紀の巨匠』とまで称される音楽家。6歳で協奏曲デビューし、13歳で来日して2種類のリサイタルと3曲の協奏曲を演奏して『100年にひとりのヴァイオリニスト』と驚愕された。録音はグラミー賞など多数受賞。英国音楽大学客員教授、国際メニューイン音楽アカデミー芸術監督、オックスフォード響とクイーンズランド響の指揮者、ユニセフ国際親善大使。
ネマニャ・ラドゥロヴィチ /ヴァイオリン
1985年セルビア生まれ。7歳でヴァイオリンを始め、14歳で渡仏。パリ国立高等音楽院でP.フォンタナローザに師事。エネスコ、ハノーファー等、数々の国際コンクールで第一位を獲得。その圧倒的な存在感で日本での人気も高く、東京交響楽団、読売日本交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団等との共演やリサイタル、また弦楽ユニット“悪魔のトリル”との公演で来日。ドイツ・グラモフォン(ユニバーサル・ミュージック)と契約し、これまでに3枚のCDをリリース。

楽曲紹介

  • ♪1:「ツィガーヌ」

    作曲: M.ラヴェル
    ヴァイオリン: ワディム・レーピン
    指揮: 高関健
    演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

  • ♪2:「わが母の教えたまいし歌」

    作曲: A.ドヴォルザーク
    ヴァイオリン: ネマニャ・ラドゥロヴィチ
    指揮: 田中祐子
    演奏: 東京交響楽団

  • ♪3:「タイスの瞑想曲」

    作曲: J.マスネ
    ヴァイオリン: マキシム・ヴェンゲーロフ
    ピアノ: 田村響

偉人たちが残した言葉

37年間、毎日14時間練習してきたら、天才と呼ばれるようになった。