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2017.06.25

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バッハの謎を知る休日

音楽の父 バッハの肖像画には深い謎がありました。何が潜んでいるのでしょうか?ゲストにバッハ・コレギウム・ジャパンの鈴木優人さん、著述家で無類の音楽通の湯山玲子さんをむかえ、クラシック音楽のみならず、あらゆるジャンルの音楽家に影響を与えている音楽の父バッハの魅力を改めて考えました。
♪鈴木優人、湯山玲子、バッハ・コレギウム・ジャパン

出演者

鈴木 優人  すずき まさと /チェンバロ
東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。第18回ホテルオークラ音楽賞受賞。鍵盤奏者・指揮者としてバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)や読売日本交響楽団など国内外の公演に多数出演。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで取り組む。NHK・FMの「古楽の楽しみ」にレギュラー出演。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、舞台演出、企画プロデュース、作曲とその活動に垣根はない。
湯山 玲子  ゆやま れいこ /著述家
著述家・ディレクター。日本大学藝術学部文藝学科非常勤講師。編集を軸としたプロデュースを行うほか、自らが寿司を握るユニット「美人寿司」を主宰する。著書に『女装する女』(新潮新書)、『文化系女子という生き方』(大和書房)、『男をこじらせる前に 男がリアルにツラい時代の処方箋』(角川書店)ほか多数。クラブ仕様のサウンドシステムで、クラシックを聴く「爆クラ」イベントをほぼ毎月一回のペースで開催。現在はテレビ番組のコメンテーターとしても活躍。
バッハ・コレギウム・ジャパン /オーケストラ
バロック時代の音楽作品をオリジナル楽器で演奏することを目的に音楽監督・鈴木雅明によって結成された。日本国内のみならずライプツィヒ・バッハ音楽祭等、活発な演奏活動を展開。2013年に完結した「J.S.バッハ:教会カンタータシリーズ」、BISよりリリースされた80点に及ぶCDは世界的に高く評価され、2014年“ヨーロッパのグラミー賞”と称されるエコー・クラシック賞受賞。

楽曲紹介

  • ♪1:「2声のインヴェンション 第1番」

    作曲: J.S.バッハ
    チェンバロ: 鈴木優人

  • ♪2:「6声の3重カノン」

    作曲: J.S.バッハ
    演奏: バッハ・コレギウム・ジャパン

  • ♪3:「音楽の捧げ物」より「6声のリチェルカーレ」

    作曲: J.S.バッハ
    編曲: 鈴木優人
    演奏: バッハ・コレギウム・ジャパン

偉人たちが残した言葉

風は見えなくても風車は回る。音楽は見えなくても心に響く。