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2月26日 17年ぶりのドイツ

先日、冬休みを取得し、一大決心をしてドイツへ行ってきました。
ドイツは元々大好きな国ですが、訪れたのは新婚旅行以来17年ぶりでした。


ミュンヘンの聖母教会
スケジュールは現地に1週間の滞在で、
ミュンヘン→ニュルンベルク→コブレンツ→ベルリン→ミュンヘンと回るという、
ありがちな強行スケジュール。
しかも某模型雑誌編集長とのお気楽ツアーという異色な旅でした。

第58回ニュルンベルク国際トイフェア。
これが今回の最大の目的です(^_^)。
知る人ぞ知る世界最大のあらゆるジャンルのトイ(玩具)メーカー国際見本市で、なんと2,700社が参加という規模を誇ります。
会場(Messe)の敷地面積は16万uといいますから、
単純にいえば400m×400mの正方形の広さです。
会期は1週間開かれているのですが、
我々のスケジュールの2日間ではとても回りきれませんでした。
ちなみに会場隣の敷地にはフランケンスタジアムがありました。
半年前のワールドカップ日本vsクロアチア戦で角澤アナが絶叫した舞台ですね。


ニュルンベルクの国際見本市会場。
奥に見える照明塔がフランケンスタジアム


例えば鉄道模型コーナーではこんな見事なジオラマが展示

ドイツ国内の移動はすべて鉄道(DB)を使いました。
考えてみれば外国で鉄道に乗るのは生まれて初めてです。
ジャーマンレイルパスというのを日本で購入していったのですが、
これはオススメ、
ドイツ国内中の鉄道(新幹線にあたるICEも含む)が期間中乗り放題ですから
フリーな旅にはまさにうってつけです。


新幹線にあたる憧れのICE


時速300kmで走行中


ジャーマンレイルパスがあればどの列車にも乗れます

これが特に生きたのはベルリンでした。
編集長が「今日は旧東ドイツ地域の田舎に行きませんか」「いいですね」と、
思いつきで列車に飛び乗ります。
ガイドブックも何も持たずに1時間ほど乗って、
「次の駅あたりにしますか」といった感じで降りた街が、
まさにうってつけの大当たり。
古い町並みの石畳やレンガ造りの建物の写真を『情景模型製作の参考に』と
大量に撮影できました。
あとでわかったのですが、その町の名前はフュルステンヴァルデ、
しかしわかったところで日本のガイドブックには何も載っていませんでした。


あても無く降り立ったベルリン郊外の田舎街フュルステンヴァルデ

 
旧東ドイツ領内の歩行者用信号はとってもオシャレ こんな古いレンガ造りの建物を見たかった

 
    こんな瓦礫を見たかった?      飛込みで入ったペンションの
                           ドイツ料理の味は最高!

ベルリンの中心部には夕方に戻ってきたのですが、
突然振り出した雨に地下鉄(Uバーン)に乗り換えます。
そして、ウンター・デン・リンデン駅で降りて地上に出ると、
不思議に雨が上がっています。
目の前に飛び込んできたブランデンブルグ門は、
雨上がりの夕焼けに映え、例えようも無いほど美しいものでした。
隣にある連邦議事堂と合わせて、シャッターを何度も何度も押しました。


まさに神々のたそがれのブランデンブルグ門、こんな写真が撮れて自分でもビックリ


新しいベルリンの観光スポットのドイツ連邦議事堂。
丁度国際会議中で、大変な警備でした

愛用のデジカメを持って行ったのですが、1週間での撮影枚数はなんと2,500枚。毎日が美味しいビールとソーセージ三昧で充電完了、満ち足りて帰国しました。


ミュンヘンのホーフブロイハウスにて、金子編集長と
   
 
    
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