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10月15日 第一戦城島対井川の対決がすべを決める!
今年キャッチャーとして全試合に出場し3割30本を達成した間違いなくシリーズの「キーマン」となる男 城島
彼のシーズンの左右ピッチャー別の成績に今年のシリーズの全てを決めてしまうだろうデータが隠されていた!

ごく一般的には右バッターは右ピッチャーよりも左ピッチャーの方を得意としているといわれるが

 2003城島
551打数-182安打=330 / ホームラン34本

 
だが、

 対右
448-159=355 / ホームラン34本
 対左
103-23=223 / ホームランなんと0本!


そう、トータルで言えば文句のつけようの無い数字に見えるが、実は今シーズン城島は全くといって良いほど「左ピッチャーが打てていない!」のだ。
今シーズンパリーグで規定投球回数に達したのは杉内(防御率C位)和田(防御率D位)の二人。
この二人は同じチームであり、つまり決してレベルは高くない左腕と相対しての数字である。
こすってもスタンドに運ぶことが出来る力を持つ男がただの一本も打っていないという事実は驚愕ではないか。

対する阪神のサウスポーはどうか??
言わずとしれたセリーグ最多勝男井川にムーア、さらに下柳にウイリアムスと12球団でも屈指のメンバーである。
しかしもし仮に一戦で城島が井川からホームランを打つようなことになればどうなるか??
間違いなくのりに乗り
2000年のシリーズ工藤から放って見せた「クソボールホームラン」の再現は必至である。

ゆえにもし第一戦城島が井川を打って斎藤が投げ勝つような事があれば4勝1敗または4勝2敗でダイエーの日本一!
逆に阪神バッテリーが城島を押さえ込み斎藤、杉内を捕らえA連勝ならC勝3敗または4勝2敗で阪神の日本一!

全ては第一戦二人の戦いが握っている。
 

   
 
    
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