川島がお伝えするプロ野球キャンプリポート=キャンプってなんだ!
とかく「いいなあ・・二月に沖縄に行けて!」とか「宮崎牛に鰹のタタキ私も食べたいなあ・・」などキャンプの良きところだけを抽出にて捉えられがちなキャンプ取材について、関係者しか覗けないZONEまで合法的に進入し普段のスポーツにニュースとは一味違った角度から『キャンプってこんなんなんだ!!』をお見せいたします。
(確かに2月の沖縄は東京に比べれば天国だし、宮崎牛の焼肉なんて最高なんですが(><)ちゃんと仕事してるんですよ〜。)
第二弾となる今回は日本三大キャンプ地である宮崎、沖縄そして高知と全てのキャンプをご紹介します!!
@なお選手を撮った写真も多数有るのですが、今は肖像権に対して非常に厳しくユニフォームの写ったものはご紹介できません。尚自分のデジカメで、しかも少ない機会にとっているので写真の数は決して多くありません。あしからず・・・
@巨人キャンプってなんだ!?(17日〜20日)
当然12球団で最も多くのファンと報道陣を集める宮崎巨人キャンプ。
ここの特徴を一言でいうと『果てしなく広い』初めてここに足を踏み入れる人は誰でもその広さに驚きおののきます。端から端まで30分では到底歩けない広大さ。 あるラジオのアナウンサーは『このジャングルはベテラン殺しだよ・・』と本気で嘆いていました。だって1999年までメインだった旧本球場から一昨年竣工したサンマリンスタジアムまででも(ちなみに名付け親は長嶋前監督)
ゆうに20分以上は掛かるんですよ。選手は車を使って移動しますからいいんですが
ファンや我々報道陣はせっせと足を使って選手を追いかけますからもう大変なんです。
取材の効率は著しく低下。ここで一日で全選手に挨拶できたら『それはもう奇跡』ですね。
しかも巨人キャンプのメニューはこれまた12球団で最もシンプル。
言い換えれば『大雑把』なんです
当日まで広報担当おろかコーチいや選手本人でさえもはっきりとした練習内容はわかっていないのでいたしかた無いのですが取材する側からすれば困るのなんのって・・
なので各局取材したい選手を逃さないよう人海戦術で徹底マークを張ります。
テレビ朝日巨人担当佐久間記者も
自分はサンマリンで取材をしつつ本球場やB球場、ドームやブルペンを張っている横井記者やカメラマンと常にトランシーバーで連絡して一日中選手の移動に気を配っています。 それにしてもサンマリンスタジアムは最高の球場なんですよ。芝なんて今話題のタンパ(NYヤンキースのキャンプ地)なんて目じゃないぐらいの美しさ!
間違いなく日本でもトップクラスです。一緒に取材していたテレビ朝日解説者東尾修さんも『今日本にある地方球場では間違いなく一番すばらしい球場』と話していました。
しかし深刻なのはファンの数。例年休日ともなると巨人キャンプには最大5万人を超えるファンが押し寄せて居ましたが、今年は多くて2万人止まりタクシーの運転手さんに聞いても『去年までは最低5回はお客さんを乗せていたのが今年は多くて3回。困りましたよーー』と話していました。
大抵優勝した次の年には増えるものだけにやはりゴジラ松井が抜けた影響は多いのでしょうか??
そんなかんだで巨人取材は3日間はあっというまに過ぎ・・
何とか知っているほとんどの選手に話を聞き沖縄に移動しました。
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