現場こぼれ話

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  • SHUMPEI TERAKAWA

2018/11/08駅伝バイクリポート

季節が一気に進みだした感じがしますね。
みなさん、お風邪など引いていませんか?
どうかご自愛ください。

ちなみに、私は、すこぶる元気です。
寺川俊平です!

さて

青山学院の優勝で幕を閉じた50回目の全日本大学駅伝。

全8区間、106.8kmの長丁場。

スタッフはアナウンサーも含め全国から集合します。

私は3年連続の3号車での実況を担当しました。

この3号車はバイク放送車。
(厳密に言うと3輪タイプのトライクです)

更に初の移動車を担当した草薙くんもバイク放送車。
こちらは2輪バイクの4号車でした。


草薙アナ移動車デビュー前

放送時間が長く、且つ、海の近くを走るなど寒さに晒されることもあり
私たちは「おむつ」を着用しバイクに跨ります。

ドライバーさん、メ~テレ(名古屋テレビ)内にいる担当D、
近くを走るバイクに乗るカメラマンと無線で会話をし、
情報を共有しながら伊勢を目指します。

それでも、長い伊勢路では、ハプニングも付き物で
途中機材の調子が悪くなることもあり
技術担当者が乗り込むサポートカーも近くを走っていたりします。

日進月歩の技術進化の中であっても
最後のところはやはり「人」なんです。


放送終了直後、バイク放送車に携わったみなさんと伊勢にて。

そうして、最後までたどり着くと自然と強烈な仲間意識、絆が生まれ
この写真のような良い表情の写真が撮れるんです。

もちろん!アナウンサーもスタッフも、まだまだほかに、本当にたくさんいて
その全員が、協力して、思い合い、助け合い、駅伝中継は成立しています。

始まるまでの準備も、当日の過酷な中継も、とても大変なのですが、
この写真のところまで辿り着いた時の達成感が忘れられないんですよね。

「また来年もこの仲間と、大学生の雄姿を伝えたい」

そう、強く思うのです。

担当アナウンサー