相棒 TOP STORY
WHAT'S AIBOU OPINION
CAST SPECIAL
公開記者会見

 今シリーズの冒頭に右京がロンドンの街を歩くというシーンがあるが、実際にロンドンへ行った水谷は改めてロンドンの良さを実感したとか。
「10年ほど前に一度行って今回が二度目だったんですが、すごく良かったですね。30代ではその良さがわからなかったのかなと。できればもう一度ロンドンに行きたいですね。今度は撮影しながら、もう少しのんびりしたいなぁと」
 一方の寺脇が「その右京さんのロンドンの部屋に行く、という設定でロンドンでロケをしたいですね」と言えば、高樹は「たまきは居酒屋とか病院とかしか行かないので、楽しげなところならどこでもいいです(笑)」と希望を。また、鈴木も「一度和泉(聖治)監督が『ハワイでロケしよう』と言っていたので、その気になっていたんですが、『女性陣はビキニショットだな』って言われてイヤになっちゃって。でも、南国に行きたいですね、沖縄とか…」。
 寺脇が「役者としてこうなりたいと思える人。心配りはできているし、楽しいし、きびしいし、理想のバランスを持っている」と水谷を評せば、水谷も「10年ちょっと前に初めて出会って今はコンビを組んでいられる。僕にとっては信頼できる俳優さんです」と寺脇を絶賛。普段はスタジオで笑いながら話すことが多く、シワにならないよう目尻を引っ張りながら話しているとか。それほどの仲のいい水谷と寺脇だけに今シリーズでも名コンビぶりをしっかりと見せてくれそうだ。
「どこにもない『相棒』の世界を目指して頑張ります。第1話を見ていただければこんなシーンが見られるし、第2話を見ればあんなことも見られます。さらに第3話ではそんな結末が見られるので、何が起きるか楽しみにして欲しいですね(笑)」(水谷)。
「ドラマを通して人間のあるべき姿を一緒に考えてくれればうれしいですね」(寺脇)。
「台本をそのまま演じるのではなくて、必ず芝居で肉付けして厚みを増しているんです。そうやって生きている人の息遣いを大切にしているので、そのあたりを見ていただきたいですね」(高樹)。
「個人的にはちょっと太ったので気をつけようと(笑)。あとは薫とのやり取りを楽しいものにしたいです」(鈴木)。
 それぞれが今シリーズのみどころを紹介したところで公開形式の記者会見は終了。最後は水谷のこんな渋い一言で幕となった。
「時代は『相棒』です」
前へ 前のページへ 1234 次のページへ 次へ
Copyright (C) 2003 tv asahi All Rights Reserved.