キャスト

望月千代(もちづき・ちよ)(35) 木村文乃
「鴨志田製作所」社長秘書。以前は七菜と同じ「東都銀行」で常務秘書を務めていた。家計を助けるために銀座のクラブでホステスとして働き、ナンバーワンにまで上り詰めた過去をもつ。その洞察力と会話術、そして秘書としてのスキルの高さで、相手を手玉に取る七人の中心的存在。

照井七菜(てるい・なな)(27) 広瀬アリス
東都銀行秘書。仕事ではミスを連発し、怒られてばかり。おっちょこちょいでのんびりした性格だが、ほかの秘書にはない素朴な人柄で、いつの間にか重要機密を聞き出してしまう。お人よしで、勝手に依頼人を連れてきてしまう傾向あり。飛びぬけて男運がない。

長谷不二子(はせ・ふじこ)(33) 菜々緒
元警視庁警務部長秘書。誰よりも正義感が強く、警察組織という男社会の中で悪戦苦闘した経験から秘書軍団に入った。運動神経バツグンな空手の有段者で、主に敵を武力で制圧する。警察時代のネットワークを駆使し、情報を引き出すのもお手のもの。

朴四朗(パク・サラン)(30) シム・ウンギョン
元大学病院病院長秘書。母が韓国人、父が日本人のハーフ。医療の知識がずば抜けているにも関わらず、経済的な事情で医師の道を断念した。ハッキングでの情報収集を担当するSEのエキスパート。決めゼリフは「懲らしめてやりましょう」。

風間三和(かざま・みわ)(33) 大島優子
元東京都知事秘書。都知事のメディア戦略や手話通訳を務めてきた。留学経験のある優秀なバイリンガルで、剣道の心得もある。実家の風間グループとは疎遠だが、時にそのコネを利用して作戦に活かすことも。萬にほのかな想いを寄せている。

鰐淵五月(わにぶち・さつき)(61) 室井 滋
家政婦。かつて政治家の私設秘書をしていた際には「伝説の秘書」として名をはせていた。家政婦としてターゲットの家や職場に潜入し、不正の証拠を集める。老後の資金を貯めようと秘書軍団に参加するも、なかなか叶わない。

萬 敬太郎(ばん・けいたろう)(50) 江口洋介
司法書士で元ラーメン店「萬」の店主。政治家の秘書だったが、清廉潔白な信念があだとなり、解雇されてしまった過去をもつ。元締めとして、わずかな報酬で六人の仲間たちとともに人助けを請け負ってきた。決めゼリフは「ここからは引き取らせてもらおうか」。