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2020年10月11日
“濃厚”レギュラーキャストが決定!〈財務大臣〉岸部一徳が影の秘書軍団と対立!
政財界に幅を利かせる極悪人に!!久々の悪役で物語をかき回す!

岸部一徳が悪役でレギュラー参戦!圧倒的な存在感で作品に重厚感をもたらす
今回発表する新キャストは…財務大臣の粟田口十三(あわたぐち・じゅうぞう)を演じる岸部一徳。『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズやドラマスペシャル『白い巨塔』など、多数の作品で存在感を放ち続ける岸部が、国政を担う日本のドンという濃いキャラクターで『七人の秘書』の世界にさらなる重厚感をもたらします。
しかも、今後秘書軍団と対峙することになる、この粟田口は岸部にとって久々の悪役! 岸部自身も「粟田口は秘書たちのターゲットになる役です。本当はやられてしまう役も好きなんですが、最近あまりなかったので、懲らしめられる側に回るのが楽しみです」と、ノリノリで悪に徹します。
また、「『こういう人たちと出会って相談したいな』と思える7人のドラマになればいいなと思います。実際にいたら僕も頼みたいことがあるんだけど(笑)、きっと観てくださる方にもそう感じてもらえると思います。楽しく観られてスッキリした気分になれるはず」と作品への自信ものぞかせました。
秘書軍団と対立する極悪政治家に!「久々に懲らしめられる側に回るのが楽しみ」
今回、岸部が演じるのは、名もなき秘書たちの対極に位置する財務大臣・粟田口十三。一見穏やかで自分の秘書たちにも優しく接するのですが、腹の底では見下しているという実にイヤな男なのです。柔らかい関西弁で誰とでもフランクに言葉を交わす一方で、用心深く、何を考えているのかわからないという人間関係において最も恐ろしいタイプ! とはいえ、粟田口は国を動かす閣僚。その“地位”にすり寄ってくる各界トップとの人脈を利用し、さらなる“権力”を欲して暗躍し続けます。
今回、政治家を演じるにあたり、「実際の政治の世界にも押しの強い人ってきっとたくさんいるはず。きっと粟田口のような人もいるんだろうな、と思いながらやっています」と語った岸部が作り上げていく“粟田口十三”に期待が高まります。
さらに粟田口は、政治家の秘書をしていたころの萬(江口洋介)とも面識があるようで…影の軍団とは切っても切れない因縁が!? 7人との関係にもご注目ください。
岸部一徳 コメント
最初に脚本を読んだ時の感想を教えてください。
コロナの影響でじっと閉じこもっていた時期から解放されてきたとはいえ、今も常に感染予防に気を付けながら生活している状況だと思います。そんな中でドラマを観る時には、現実から離れて楽しみたいとか、スッキリした気分になりたいという気持ちがあると思うんです。この作品は、その“楽しい”と“スッキリ”が一緒になったドラマなので、「きっと皆さんにも楽しんでいただけるだろう」と思いながら脚本を読みました。
時代劇には“勧善懲悪もの”が結構あるんですが、現代劇にはなかなかないと思うので、それが面白いですね。こういう人たちが実際にいたら、僕も頼みたいことがあるんだけど…(笑)。きっと観てくださる方にもそう感じていただけると思います。
粟田口十三は木村さんや江口さんらにとっては最強の悪役です。まだクランクインして間もない段階ですが、今後どのように演じていこうと考えていらっしゃいますか?
粟田口十三は、ターゲットになる方です。僕、本当はやられる方も好きなんですが、最近あまりなかったので、懲らしめられる側に回るのが楽しみです。実際の政治の世界にも押しの強い人ってたくさんいると思うんです。きっと粟田口のような人もいるんだろうな、と思いながらやっています。
また、粟田口は京都弁を話します。京都弁は達者に使うと、つい“面白い”方向に行きがちなんですよね。でも、腹黒さや優しい言葉の裏にあるキツさ、柔らかい言葉だけど心の中で思っていることは違う、など…実は奥が深い(笑)。関西以外の人にとっては「関西弁=面白い」となりがちなんですが、実はそうじゃない、ということに粟田口を通して気づいていただけるかもしれません。
まだどんなふうに物語が進んでいくのかはわかりませんが、粟田口と秘書たちの過去の関わり…そのあたりが出てきたら、さらに面白くなっていくと思います。
最後に、放送を楽しみにしている視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
7人の秘書の皆さんは、普段それぞれ別の場所で主役をしている人たちです。そういう人たちが分担して協力し合う、珍しいドラマだと思います。同じ組織ではなく別の組織の秘書というのも目新しいですよね。“勧善懲悪”を現代劇でやったらどうなるのか…。しかも警察ではなく、普通の仕事をしている名もなき人たちが、世の悪をやっつけていくというのが、実に気持ちいい! 「こういう人たちと出会って相談したい!」と思える7人のドラマになればいいなと思います。楽しんで観ていただきたいですね。