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日本、そして韓国で連日熱戦が繰り広げられているサッカー・ワールドカップ。6月4日のベルギー戦で、歴史的な勝ち点1を上げた日本代表は、本日6月9日、運命のロシア戦を迎えます。「毎朝、朝食の時にしっかり新聞を読みます!」という加賀まりこさんをお迎えした今回の“ニュースベラベラ”は、そんな熱いムードを受けて、ワールドカップ関連の問題が…。


   
  「例えば、外国の方が(日本に)いらして、あの方達は貯金とかをして日本に来たんだけど、あまりにも物価が高くてびっくりして…もしかして、寝袋?」と加賀さん。なかなか深い洞察ですが、残念ながらtoo bad!です。日本中が熱狂したあの日本対ベルギー戦。テレビ中継の視聴率も最高65.4%、平均でも58.8%と記録的な数字。この日は、テレビだけでなくいろんなところで記録ずくめだったんです。試合会場の埼玉スタジアム近くに臨時で開設されたコンビニエンスストアでは試合当日、1日で、1200万円という驚異的な売上を記録したんです!これは平均的店舗のほぼ1か月分の売上額…1日で1か月分も稼いじゃったんです。そして日本戦はちょうど夕食時。テレビ見てたらご飯なんて作ってらんないわ、というわけで、当日大繁盛したのが「宅配ピザ」。注文が増えると見越してスタッフも増員していたところ、案の定、試合直前から注文が殺到。会社や学校からの注文も多く、普段の日の2倍以上もピザが売れたとか。ワールドカップ商戦、まだまだ盛り上がりそうです。ちなみに、世界でもワールドカップのテレビ中継に釘着けで、アフリカのナイジェリアではみんながテレビを見るので停電が起きないように緊急的に電力を増やしたんだって。停電が起きたら暴動が起きるって本気で心配したらしいですよ。
   
  「ひとつは、核を持たない。ふたつめは、核を作らない。もうひとつは…核を貰わない」と答えた香取編集長。「ふたつ合ってたから」と、加賀さんにgoodの評価を頂きましたが、これは3つセットで覚えましょうね。正解は、核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」です。1945年8月6日ヒロシマ、8月9日ナガサキ――人類史上最悪の大量破壊兵器、原子爆弾により、一瞬にして何十万人もの命が失われました。第2次世界大戦後,アメリカやソビエトはこぞって核兵器の開発を進め,米ソ冷戦が激しい頃は核戦争により人類滅亡の危機も囁かれました。そんな中、唯一の被爆国として世界に日本が唱えたのが「非核三原則」なのです。核兵器を「持たず、作らず、もちこませず」というこの「非核三原則」は、1967年、当時の佐藤栄作総理大臣が国会で公式に表明し、その後国会でも採択されました。核兵器を持つことや作ることはもちろん、例えばアメリカ軍に対しても核兵器を積んでいる船はゼッタイに日本には入れない、というように核兵器を日本から徹底的に排除するという基本政策で、日本がゼッタイ守るべき国是なのです。それを、福田官房長官が「憲法上、法理論的に核兵器を持っていけないとは書いていない」と発言したんです。この発言について小泉さんは「騒ぎすぎ! 問題ない!」なんて言っていましたが…。ちなみに、インドとパキスタンで核兵器を使った戦争が起きるんじゃないかと心配されている中、唯一の被爆国の日本が調停すべきという話も出ているのに、この発言。「全然、ダメですよね。核兵器なんて持っちゃ」と香取編集長もお怒りです! 一方、加賀さんは「あなたが結婚した時、恋愛は『持たず、作らず、持ち込ませず』って覚えるといいのよ」と香取編集長にアドバイスを。おかげで?香取編集長も「一発で覚えました!」と。
   
  「今日、(イタリア×クロアチア戦を見ていて)ずっと気になってたの。イタリアの選手は、国歌を歌ってないの。相手のクロアチアの選手は、胸に手を当てて国歌を歌ってたのに…」と加賀さん。お見事! パーフェクトベラベラです!! 今大会注目度ナンバーワン、優秀候補に上げられているイタリアのアズーリ軍団が初戦、エクアドルと対戦して2−0で完勝!イタリアのサポーターも、単にイケメンのイタリア選手を見にきた日本人も大喜びしたこの試合、実はイタリア本国では大ブーイングが起きています。その理由は、「イタリア選手が国歌を歌わなかったから」。試合開始前の国歌斉唱、国歌を高らかにうたっているエクアドル代表とは対照的に、イタリア代表は監督以外、殆んどの選手が口を動かさず、国歌を歌わなかったのです。実は、このイタリア国歌、19世紀の戦争をテーマにした歌詞で、若い世代には違和感もあり、歌わない選手も多いとか。しかし「国歌は歌うべきだ」という主張も当然あり、日頃から代表戦で、選手が国歌を歌うのか歌わないのかが大きな関心を集めているんです。今回、来日直前に選手がイタリア大統領と「ワールドカップでは国歌を歌う」と約束したとも言われており、結局その約束が守られなかったことに、国内では批判の声も出ているというんです。このことに当のイタリア選手は「『日頃から歌詞を知らないから歌えないんだ』とマスコミに批判されるから、それに抗議してみんなで歌わなかったんだ」と反論しているという事です。「国歌は歌った方がいいですよね。明日のロシア戦も、みんなで歌って、『日本代表、負けねえぞ!』って盛り上げましょう」と香取編集長。
というわけで、香取編集長、加賀さんともに、1問正解でした!

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