トップ
トップニュース
トクベツキカク
セカイノニュース
スマムービー
スマメール
スマデータ
ゲストトーク
シンゴ5
オオシタアナ
ヘンシュウコウキ
スマギャラリー
バックナンバー

スマデータ投票
モバイルサイト
メールマガジン
ケイジバン
番組へのご意見
最新号のTOP

スマムービー
BackNumber
そろそろ夏も終盤ながら、映画業界は、まだまだ大作の公開ラッシュ! 子供たちにも大人気のアニメや、豪華キャストが勢ぞろいする話題の邦画、そして、伝説のあの映画の最新版などなど、今月も見逃せない映画がラインナップ。SMAPの全国ツアーで多忙を極めるイナガキさんが、元気をもらった作品は果たして?
イナガキベスト5
ユナイテッド93
「こういう映画を作って、後世に残していくことには意味がある。鬼気迫る恐怖、緊張感…怖かった。犯行グループの役を演じる方も大変だったのでは?」
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督、脚本:ポール・グリーングラス
出演:ハリド・アダブラ、ポリー・アダムス、オパル・アラディン、ルイス・アルサマリほか
●日比谷スカラ座ほかにてロードショー
UDON
「予告を見て期待していたけど、何を伝えたいのかな?すべてが中途半端。うどんに例えれば、ちょっとのびちゃってる…」
【作品DATA】
2006年(日本映画)
監督:本広克行
出演:ユースケ・サンタマリア、小西真奈美、トータス松本、鈴木京香ほか
●日劇PLEXほかにてロードショー
スーパーマン リターンズ
「完全なる続編。スーパーマン予備知識がないと見られない。マニアにはたまらない作品。もうちょっとワクワクさせてほしかったけど…」
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督:ブライアン・シンガー
出演:ブランドン・ラウス、ケヴィン・スペイシー、ケイト・ボスワース、ジェームズ・マースデンほか
●TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー
ハイテンション
「面白かった。ホラー映画の真骨頂。最近のホラーの中ではナンバー1。これだけ血だらけになるホラーも珍しい」
【作品DATA】
2003年(フランス映画)
監督:アレクサンドル・アジャ
出演:セシル・ドゥ・フランス、マイウェン、フィリップ・ナオンほか
●お台場シネマメディアージュほかにてロードショー
森のリトル・ギャング
「家族みんなで見に行く映画。人間が全員悪い、というのも面白い。吹き替え版の声優陣はよかった。中でも友近さんはホントによかった」
【作品DATA】
2006年(アメリカ映画)
監督:ティム・ジョンソン
声の出演:ブルース・ウィリス、ギャリー・シャンドリング、スティーヴ・カレルほか
●渋谷東急ほかにてロードショー


インタビュー イナガキゴロー
――今回は、いつものテレビ朝日を離れて、練習中のシンクロ日本代表選手をバックにロケが行われました。マーメードプリンスの吾郎さんにふさわしいシチュエーションでしたね。

フフフ、そうだね(笑)。たまに場所を変えるのもいいんだけど、あそこの場所で撮ることに慣れちゃってるから、ちょっとやりにくい感じもあったけど…。

――堂真理子アナウンサーとは2度目ですね。

そうですね。また大下さんと違う目線で映画の話が出来るので面白かったですよ。若いのに凄くしっかりしてますよね。どっちかっていったら、大下さんの方がもうちょっと少女っぽいところがあるんじゃないかな、って思うくらい。堂さんの方がクールで、面白かった。映画って、やっぱり人と語り合うところにも面白さがあるわけで、そういった意味でも新鮮でしたよ。

――では、さっそく今回の総論をお願いします。

今回は、1位の『ユナイテッド93』は圧倒的に決まり、って感じで、あとは「ちょっとどれもなぁ…」って感じだったかな? 他に1位にするものはなかった。意外性で言うと、ホラーの『ハイテンション』が2位になった、というところですね。まあでも、それなりにおもしろかったし、ホラーとしてよく出来ていたと思う。ホラーって、ダメな人はダメだからね。でも、それじゃあ評価にならないので、ホラーのファンがどう受け止めるのかな、って意味では、よく出来ているホラーなんじゃないかな、って思いましたけどね。ジャパニーズホラーを意識したりして、怖い映画も進化してきていますからね。いいんじゃないでしょうか。

――吾郎さんは『9.11』のドラマに主演されましたし、グランドゼロにも行かれているので、『ユナイテッド93』にはいろいろ思うことも多かったのでは?

そうですね。どんな人が見ても、いろいろ考えさせられる映画だとは思う。あれはフィクションの世界ではないので、怖いですよね。あの閉鎖的なところで、テロリストに立ち向かった人々の気持ちを考えると…。絶望的な状況の中でも、ひと筋の光を見出そうと勇気を振り絞って戦った人たちの姿に感動できるし。

――『スーパーマンリターンズ』はいかがですか?

 『スーパーマン〜』は、もうちょっと痛快でわかりやすい方向にシフトしていてもよかったのかな、という気はしますね。ちょっと難しいところがあって…。まあ、久々だからいいんじゃないかな? オールドファンは楽しめるでしょうね。それは凄く感じました。ただ、夏休みに、子どもを連れて家族みんなで見に行く、っていう感じではなかった。

――『森のリトル・ギャング』は、もはや恒例のCGアニメ作品ですね。

しつこいよね(笑)。

――収録中もおっしゃっていましたが、吾郎さんは、ほとんどのCGアニメ作品を見ていますよね。

そう(笑)。すべて見てるんじゃない? まあ、こういうのはやっぱり子ども向けだよね。たまに見る分にはいいかもしれないけど…。

――そして最後に『UDON』ですが…。

面白かったですよ。楽しませるように出来てますね。面白くない、っていう人はいないですよ。ただし、映画館じゃないとダメですね。

――最後に、間もなくツアーが始まります。期待しているファンのみなさんに向けて、メッセージをお願い出来ますか?

問題は『UDON』でしたね、今回は。「こんなことないだろう…」っていうような描き方をするからね。うどんブームの描き方とか…。よくあるストーリーなんですよね。でも、いままでにないキャッチーなコピーでしょ。そこがポイントだとは思うんだけど、所詮、よくあるストーリーなんですよ。よくあるストーリーでも、良いものも悪いものもあるからね。『釣りバカ日誌』とか『男はつらいよ』シリーズなんかは、よくあるストーリーでもいんですよ。でも、『UDON』には、もうちょっと何かが欲しかったですね。
Copyright(C)2006
tv-asahi
All Rights Reserved.