「数日中に米国内外でテロ発生の可能性濃厚」とFBIが発表 |
CNNは、オサマ・ビンラディン氏がメディアを利用して『暗号メッセージ』を伝えている可能性がある、というホワイトハウスの見解を報じました。ビンラディン氏は、米英両軍によるアフガニスタン空爆直後の7日、カタールの衛星テレビ局アルジャイーラを通じて声明を発表しましたが、その内容に不自然な言い回しが多く登場したためです。また、声明の中には「風」という単語もよく使われていますが、これは「生物兵器」のことを意味しているのではないか、と指摘する専門家もいます。一方、FBIは12日、「2〜3日のうちにアメリカ国内でテロが起こる可能性が極めて高くなっている」と発表しました。9月11日に発生した同時多発テロも、FBIによる同様の発表があった直後の出来事だっただけに、米国内では警戒が強められています。 |
世界のメディアは“アフガン空爆”をどう伝えたか |
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中国は小泉総理訪中がトップニュースに! |
米英両軍によるアフガニスタン空爆当日、中国のテレビ局中央電視台のニュース番組がトップニュースとして伝えたのは、中国を訪問した日本の小泉首相と江沢民主席の会談についてでした。その後、李鵬首相のダム視察、小泉首相と朱容基の会談、サッカー中国代表チームのワールドカップ出場決定、中国共産党のニュースと続き、ようやくアフガン空爆のニュースが登場。番組スタートから実に20分後のことでした。 |
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マレーシアで空爆よりも恐れられているものとは |
マレーシアの新聞「南洋商報」は、一面でアフガン空爆を報道しています。しかし、いま最も市民のの関心を集めているのは、クアラルンプール近くの町で大発生した『緑の血の蚊』に関するニュースです。夕方になるとどこからともなく数十万匹の蚊が“戦闘機のように”飛来。市民は体中を真っ赤に腫らしながら、蚊を退治しているそうですが、その猛威は、2日で殺虫剤1缶を使い切るほどだと伝えられています。この蚊は、つぶすと緑の血が出るという謎の生き物で、その正体に注目が集まっています。 |
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「英国政府高官がテロ混乱を利用」 |
イギリス・BBCのニュース番組は、アフガニスタンのタリバン政権に身柄を拘束されていた記者イボンヌ・リドリーさんが、10日間の拘束の後ようやく解放され、無事帰国を果たしたというニュースをトップで伝えています。が、同じBBCのニュースでは、政府高官による信じられない事件も伝えられました。ある政府高官が、世界貿易センターへのテロを利用して、政府に不都合なニュースを葬り去るよう指示たというのです。この人物は、自爆テロの1時間後に同僚に対して「今日は葬り去りたいものの始末にはとても良い1日です」というEメールを送っていたのです。同時多発テロの混乱を利用して、都合の悪いものを葬り去ってしまおう、という魂胆でしたが、この政府高官は、結局辞任に追い込まれたそうです。 |
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