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マーメイドジャパンの活躍で連日のメダルラッシュに沸くメルボルン。
心を揺さぶられる瞬間がありました。
今回の世界水泳から初めてソリストとして世界の舞台で戦うことになった原田早穂選手。
マーメイドジャパンのソリストとして、見事、ソロテクニカルで銅メダルを獲得してくれました。
そして表彰式後のインタビューで、原田選手はこのようなコメントを残しました。
「父にこういう姿を見せてあげられれば良かった。多分、どこかで見ていて、頑張れって言ってくれていたから、今日の演技になったのだと思います。」
「演技の前に、お父さんに、力を下さいってお願いして出てきました。」
銅メダルを手にしながら、2年前に亡くなった最愛の父に想いをはせる原田選手の言葉に私は心を揺さぶられました。
初めてソリストとして迎えた世界水泳メルボルン。
きっと想像を絶するほどの不安と重圧があったと思います。
それら一切のプレッシャーを跳ね除け、見事、晴れ舞台で銅メダルという「結果」を残した原田選手。
崩れてしまいそうな心を支え、勇気を与えたのは、初めて原田選手をシンクロに連れていった「最愛のお父さん」だったのかと思うと、自然に目頭が熱くなってしまいました。
まだマーメイドジャパンの戦いは続きます。
心が揺さぶられる瞬間に立ち会えることに感謝しながら、今後も「現場の空気」を伝えていきます。 |
練習を取材する進藤アナと吉野アナ |
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