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  reported by
宮嶋泰子


フィギュアスケートは終わってみれば、日本の3選手が全員8位以内に入賞。
韓国のキム・ヨナに、日系米国人の長洲未来も含めれば、上位8人の内
5人が東洋人なのです。

ヨナと真央の試合の行方にばかり気を取られていて、気づかなかった・・・という方は、
ぜひ今一度、結果をよくみてくださいね。

1位 キム・ヨナ (韓国)
2位 浅田真央 (日本)
3位 ジョアニー・ロシェット(カナダ)
4位 長洲未来 (米国)
5位 安藤美姫 (日本)
6位 ラウラ・ルピスト (フィンランド)
7位 レイチェル・フラット (米国)
8位 鈴木明子 (日本)



フィギュアスケートといえば、かつては欧米のものした。
その中に日本選手ががんばって食い込んでいった時期、渡部絵美さん、伊藤みどりさんや佐藤有香さんを見てきただけに、時代はかわったなあと感じずにはいられませんでした。

今回パシフィックオーバルでのフィギュア女子フリーを、佐野稔さんの横で、解説付きで見るという光栄に浴することが出来ました。

なぜこんなにアジアの人が活躍できるのかを、佐野さんはこう分析してくださいました。

「おそらく太らない体質であること、食生活が安定していることが大きな要因でしょう。米国にもすばらしいジャンプをする選手がいましたが、太ってしまい、その後名前を聞かなくなってしまいましたから。」

なるほど!!です。
日本の食事が、欧米でもてはやされる昨今、うなずける理由です。


 

同時に、畳の上で正座をする生活から欧米風の机と椅子の生活様式に変わり、日本人の脚が長くなってきたこともその理由にあげられるかもしれません。
畳の上で正座をして円卓を囲んで食事をした我々世代にはうらやましい限りです。

また、フィギュアは練習への送り迎えなど家族のバックアップが必要な競技でもあります。子供の教育に情熱を傾ける東洋人の気質に会っていることもあるのかもしれません。

美的な表現スポーツに、日本人は向かないといわれた時代は、完全に去ったようです。

日本人がかつて欧米人に抱いていたコンプレックスももうなくなり始めているのかもしれませんね。


 
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