このページについてのご感想  
トップ > バンクーバーオリンピック2010
 
  reported by
吉野真治


©IOC2010
私もチケットを両手に公式ユニフォームを着用


いよいよ「バンクーバー五輪2010」が開幕しました。
全世界の注目が集まった開会式についてお伝えします。

私は開会式で選手達が公式ユニフォームを着るように、
私の公式ユニフォームである、
新日本プロレス2010年版のジャージを着て臨みました。



©IOC2010
新日本のエンブレムと五輪マークのコラボレーション


まず、心が揺さぶられたのは、
開会式に向けたカウントダウンの直前に、この日の練習でお亡くなりになった、
グルジアのリュージュ選手にこの開会式を捧げるというアナウンスが
あったことです。

全世界が注目する開会式のプログラムを変更することは、
想像を超える困難があると思います。
ただ、それ以上に、一人のオリンピアンが、
不慮の事故で開会式を迎えられなかったことに哀悼を示す健全な精神に
一種の安堵感を覚えました。

そして心が揺さぶられたのは、
喪章をつけたグルジアの選手団が入場してきたときでした。
場内から「グルジア」とアナウンスされた瞬間、
6万人を越える観客が一斉に立ち上がり、
悲しみに包まれたグルジア選手団を熱い激励の拍手で迎えました。



©IOC2010
グルジア選手団


「あ、これが五輪なんだ。」

国籍、人種、宗教、を問わず、会場が一つになった瞬間でもありました。

史上初、屋内で開催された開会式は、
考え抜かれた演出が随所に散りばめられた「荘厳なオペラ」であり、
先住民族の文化に光をあてた絵巻物でした。

ただ、私の心には、世界一流の演出家による、考え抜かれた演出の数々より、
「グルジアの悲劇」が引き起こした「健全な五輪精神の発露」が深く刻まれました。

私も自称、公式ユニフォームの「新日本プロレス2010年版ジャージ」を身にまとい、
健全な肉体に健全な精神で頑張ります。



©IOC2010
頑張ります
---------------------
3/1 <宮嶋泰子>
「東洋人がフィギュアスケートに向いている理由?」
---------------------
3/1 <大西洋平>
「カーリング代表。
戦いを終えて…」
---------------------
2/26 <宮嶋泰子>
「子供たちの思い」
---------------------
2/25 <宮嶋泰子>
「心が一つになったコロシアム」
---------------------
2/24 <宮嶋泰子>
「アスリートの言葉…表現を読み取る難しさ」
---------------------
2/23 <宮嶋泰子>
「スポーツを楽しむ」
---------------------
2/22 <武内絵美>
「バンクーバーのアナウンサー陣+1!?」
---------------------
2/19 <吉野真治>
「開会式!!」
---------------------
2/17 <大西洋平>
「クロスカントリースプリント」
---------------------
2/17 <大西洋平>
「熱狂・興奮・感激〜ノルディック複合観戦記〜」
---------------------
2/16 <吉野真治>
「必見!! 
スキークロス!!」
---------------------
2/12 <大西洋平>
「いよいよ開幕!
その時、私は…」
---------------------
2/12 <大西洋平>
「リベンジの時!
ショートトラック!!」
---------------------
2/11 <吉野真治>
「バンクーバーに到着」
---------------------
   
↑ページトップへ
    
このページについてのご感想  
トップ > バンクーバーオリンピック2010