2017/11/10　動くホールの挑戦

東京・六本木に、不思議なものが出現しました。

つるんとした巨峰のような…

こちらから見ると、おヘソがあってチョココロネのようにも…
人と比べると、巨大！

これ「動くコンサートホール」なんです。
中を覗いてみると…

椅子があります。

あのおヘソは柱のような役割を果たしていました。

次回、この動くホールから『題名のない音楽会』をお送りします。

ホールの名前は「アーク・ノヴァ」（ラテン語で『新しい方舟』）。
実は３.１１が起きたあと、スイスのルツェルンから、
「何かできることはないか」とかかってきた１本の電話が始まりなのだとか…。
建築家の礒崎新さんが、彫刻家カプーア氏とともに造り上げました。

折り畳めばトラック１台分に収まります。
中の響きは…空気の膜の柔らかな振動を感じるような、
何かに守られているような、なんとも心落ち着く不思議な体感でした。

コンサートホールに足を運ぶのではなく、ホールの方から動いてきてくれる。
固定されたホールではなく動くホール、皆さんはどう感じるでしょうか。
その可能性を、ぜひご覧ください。

「アーク・ノヴァの音楽会」、
テレビ朝日で１１月１１日（土）あさ１０時～放送予定です。
（各地域で放送時間が違うのでご確認くださいね。）
http://www.tv-asahi.co.jp/daimei_2017/schedule/

それでは皆さまよい１週間を。

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