ブレゲンツの南東およそ10キロに位置する小さな村 シュヴァルツェンベルク
ブレゲンツ近郊に点在する村の中でも最も美しい村の一つと 言われるこの村に、ウェルダーベーンレ鉄道という 小さな蒸気機関車の路線があります
アルプホルンのゆったりとした音が構内に響き渡ると まもなく出発です
ウェルダーベーンレとは、日本語に訳すと 「森の鉄道ちゃん」 かつては「ブレゲンツ森林鉄道」が正式名称でしたが 人々から愛された鉄道はいつしか 可愛い愛称が定着するようになりました
1902年に開通した鉄道は 木材を輸送するために使われていました かつて35キロあった路線のうち、現在は5キロのみが 保存鉄道として残っています ここ、シュヴァルツェンベルク駅から 終点のベーツァウまで わずか23分の小さな鉄道旅へ、出発です