封印の時 ~誰も見なかった引きこもり映像~
 現在は実家の長野県から離れて暮らしている小林貴裕さんには、7年間引きこもったままの兄・博和さんとそんな息子を抱えて、精神的に苦しむ母がいた。
貴裕さんは、兄を救出するためと同時に専門学校の卒業制作作品に、自分の家族をテーマにした記録映画「home」を撮影しようとした。そして、カメラが家に、そして兄の姿を捉えていく。初めこそ貴裕さんとカメラを避けていた兄だったが、貴裕さんの粘り強い関わりによって、段々心を開いていく。
番組では、記録映画「home」から引きこもりの現場やそこで何が起こっているのかを伝えるとともに、引きこもりの当事者・精神科医へのインタビューを通して、「なぜ、引きこもるのか」「引きこもりは本当に甘えや怠けなのか」ということを考える。
(制作:朝日放送)
部屋に引きこもる兄



前回放送内容へ
メニュー画面へ次回放送内容へ