馬とともに生きて
 午年の2002年正月のレースを最後に、1つの地方競馬が姿を消すことになった。
新潟県競馬は、今年度末での累積赤字が66億円に達する見込みとなり、去年11月、管理者である新潟県の平山知事が、廃止を表明した。「俺たちは馬しか知らないのに」調教師や騎手、馬の世話をするきゅう務員たちは職を奪われる危機に悲痛の声をあげた。
 人と馬、人と人同士のつながりが断たれようとする中で、きゅう舎で働く一人でも多くの人間、一頭でも多くの競走馬を救おうと苦悩しながら、もがき続ける調教師たちに密着した。
(制作:新潟テレビ21)



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