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米・クリーブランド市内にあるロックの殿堂博物館で7月31日、ダンスのインストラクターなど42人が52時間3分踊り続け、ダンスパーティーの世界最長記録を更新しました。参加者らはトミー・ドーシー楽団の曲に合わせて踊っていた現地時間午前8時10分、ギネスブックに認定されている従来の世界記録で、4年前にインドでダンサー56人が達成した50時間を突破。ギネスブックの審査を満たすため、参加者には1時間あたり10分間の休憩が認められ、ダンスフロアも8時間ごとに15分間の小休止が入ったそうですが、参加者らはランニング用シューズを履いて記録に挑み、世界新の達成までにスイング時代のダンスからリンディホップ、ジルバまでのレパートリーを出し尽くしたそう。ちなみに、途中で退場したのは、ひざを傷めた1人のみだったとか。 |
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映画『ショーシャンクの空に』を地でいくような事件がおきました。ブラジル北東部パライバ州ジョアンペソアの刑務所で、ブラジル史上最大規模の84人が50メートルの長いトンネルを掘って脱出に成功したのです。トンネルは受刑者を収容するふたつの建物の地下から、塀の外のジャングルまで延びていました。トンネル内部には照明設備まで付いていたとか。トンネルからは電灯も発見され、受刑者らが緻密に脱獄を準備していたことをうかがわせます。刑務所の関係者は「同じ建物の受刑者41人は脱獄をあきらめたため、この程度で済んだ」と語っていますが、受刑者らがいつから何を使ってトンネルを掘り始めたのかは明らかになっていません。ブラジル警察は脱獄の事実を発見した後、大々的な検挙作戦に突入しましたが、捕まった受刑者はまだ3人にすぎないそう。 |
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ブラジル・サンパウロのショッピングセンターで3日、キスで同性愛者の権利を訴える運動が行われ、大勢の同性愛カップルが唇を重ね合いました。今回の運動のきっかけとなったのは、先月映画館から出て濃厚なキスに興じていた同性愛カップルが警備員に止めるよう注意されたこと。同センターは、「すべてのカップルに適用されるポリシーに基づく適切な判断だった」とする一方で、同性愛者に限らず、こうした催しを行いたいとの希望は歓迎すると説明しています。会場には今回の動きを支持する約3000人が集まり、方々で熱いキスが交わされたそうです。 |
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蚊に刺されても痛くないのに、どうして注射は痛いの? そんな素朴な疑問から、蚊の針の仕組みをまねた痛くない「医療用マイクロ注射針」を、関西大工学部の青柳誠司教授と兵庫県西宮市のベンチャー企業が共同開発しました。開発チームは、今年12月の製品化を目指しています。蚊の針は80マイクロメートル(1マイクロメートルは1000分の1ミリ)と細いだけでなく、「キチン」というしなやかな物質で出来ており、振動により、細胞を傷つけず押しのけるようにして刺さっていきます。こうした自然の知恵に注目したのです。開発された針は太さ85マイクロメートル、長さ1~2ミリで、手術用の糸などに使われるポリ乳酸を使用。ちなみに、値段は通常の注射針の5倍ほどの1本100円程度だそう。多量の薬の注入は出来ませんが、糖尿病患者の血糖値測定用の血液採取や、脳神経血管系や心血管系疾患などで患部に微量の薬を注入するピンポイント治療で威力を発揮しそうです。福田社長は「自然の素材からモノを作るのは、日本人の得意技。この針も蚊に学んだ」と話しています。 |
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といっても、米軍が行方を追っている、あのイラクのフセイン元大統領ではなく、同姓同名の別人。この「フセイン」氏はイスラエルが占領を続けているゴラン高原で、イスラエルの観光バスに投石したとして警察に逮捕されました。警察のスポークスマンは「ゴラン高原の警察は、今まで誰もなし得なかったことに成功した」とちゃめっ気たっぷりにコメントしています。さらにもうひとつ、こちらは人気者のサダム・フセインさんの話。イラクの首都バグダットで救急隊員の仕事に従事している、「サダム・フセイン」さんはアメリカ軍の兵士に大人気。元イラク大統領と同姓同名のサダムさんが自分の氏名が書かれた身分証明証を掲げると、名札を見た米兵たちが一緒に写真を撮らせてと寄ってくるとか。ちなみに、このサダム・フセインさんの仕事は市内の病院前で待機する救急車の乗員。 |
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ドミノ倒しの個人記録に挑戦するため、6週間以上かけて計35万個のドミノを並べている途中、侵入したゴキブリによって一部が倒されてしまうという、泣くに泣けない騒ぎが起きました。主催者側は、被害の再発防止で、虫よけ対策に踏み切ったそうです。記録に挑戦しているのは、北京出身の女性マ・リーファさん(24)。1984年にドイツ人のクラウス・フリードリッヒさんが作った28万1581個の記録を破るため、シンガポールの会場でドミノを並べ続けていました。しかし、会場に侵入した「ゴキブリ」が最近、1日の作業分にあたる1万個を倒してしまったのです。マさんは、「また事故が起こらないか、非常に神経質になっている。ゴキブリに倒されたのは悪夢だった」と悔しがっています。ドミノ倒しイベントのスポンサー「LGエレクトロニクス」社は、「ゴキブリが会場内に入り込む問題はまだ続いており、すべてのドミノが倒される危険がある」として、展示場の周囲に虫よけの木の葉を敷き詰めたり、ドミノが倒れるのを食い止めるため、プラスチック製のさくを設置。念のため、会場のあちこちにねずみ取りも仕掛けたとか。マさんは18日のイベント開催日に向け、食事の時間もそこそこに、気晴らしのバトミントンに興じる以外、ドミノを並べるのに全力を挙げています。ちなみに、グループによるドミノの記録は、ギネスブックによると、2002年11月にオランダのグループが打ち立てた384万7295個。 |
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ロンドン(CNN) ある日突然、街角に数百人の群衆が集まり、一斉に15秒間拍手をしたかと思うと、次の瞬間には人ごみの中に散ってしまう――そんな奇妙な現象が、世界各地で頻発している。ウェブサイトや一斉メールを通して参加者を募る新世代のいたずらで、「フラッシュ・モブ」と呼ばれる。拍手のほかにも、旅行者や買い物客のふりをするなど、いたずらの内容はさまざまだ。回ってきたメールなどで「会場」を知った参加者は、決められた時間に集合し、その場で「主催者」の指示を受ける。いたずらが済んだら解散だ。フラッシュ・モブの震源地はニューヨークとみられる。今年6月、大手デパートの家具売り場に100人以上が集まり、一斉に架空の商品を求めて店員を困らせた。数百人がセントラルパークに集合し、鳥の鳴き声をまねした例もある。こうした現象が最近、欧州やオーストラリア、シンガポールに飛び火した。欧州初のフラッシュ・モブは、7月24日の夕方、ローマで発生。本やCDを扱う店に、架空の商品を求めて300人が押しかけた。米ニューヨーク・タイムズ紙によると、8月1日にはベルリンの路上で約40人が突然携帯電話を取り出し、「そうだ、そうだ!」と叫んで一斉に拍手した。いたずらはほとんどが他愛のないもので、政治的意図などはみられないのが特徴。参加者はその場限りの集団行動を単純に楽しんでいるようだ。「オンラインの世界を現実と結ぶもの」と表現する者もいる。フラッシュ・モブの考案者とされるのは、「ビル」と名乗る人物。CNNの取材に対して「とにかく面白いという人もいれば、人の集まりが好きだという人もいるが、私にとっては美的な魅力がある。どこからともなく人が集まってくる光景は最高だ」と語った。一方で群集行動の専門家は、ネット上での呼びかけが大がかりな選挙工作や暴動につながった例もあるとして、危険性を指摘する。フラッシュ・モブは一瞬の流行で終わるのか、あるいは思ってもいない形へと発展していくのか。今のところ、だれにも予測がつかないようだ。 |
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