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「そういうことする人がいるからじゃない? 問題の意味がわからないわ。道徳観がない? 信念が薄い?」とデヴィ夫人。香取編集長は、too bad!のボタンを押しましたが、それは「自分の問題の作り方に」と、ちょっと反省していました…。「ムネオハウス」に「秘書給料ピンハネ」、挙句の果てには「愛人問題」。最近の新聞、雑誌、テレビはどこをとっても国会議員の疑惑だらけ。どうして急にこんなに政治家のスキャンダルばかり取り上げられるようになったんでしょうか?きっかけは勿論小泉さん。国民からの高い支持率が支えの小泉さんは積極的にメディアを活用。ここから「政治の大衆娯楽化」が進んだと言えるでしょう。そんな中、マキコ・ムネオ・キヨミが登場。彼らは存在感抜群、キャラクターも強烈です。特にムネオさんは一躍、日本一有名な政治家のひとりに躍り出ました。ムネオ疑惑を扱えばテレビの視聴率は跳ね上がり、ワイドショーでは連日報道、そして証人喚問ではなんと20.8%という驚異的な視聴率を記録。スポーツ紙や週刊誌でもこぞって取り上げ、特にムネオ疑惑で特集を打った週刊新潮は即日完売。なんと15万部も増刷し、「ムネオ特需」という言葉も生まれたほどなんです。こんなことから「政治ネタは売れる」と政治家のスキャンダルを競って暴くようになり、今やマスコミは政治家の疑惑で溢れ返っています。しかし、長引く不景気への対策、税金を無駄遣いしている特殊法人の改革、戦争を想定している有事法制の論議など、本当に深刻な問題は山積みのはずです。デヴィ夫人も「もっと国政の話をしてほしいわね。やらなきゃいけないことがたくさんあるんだから」とおっしゃっていましが、ホントにそうですよね。 |
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「子供が…大学生が…それは違う話だな。軍隊に一旦入れる…それは前にやった答えだ。仕事をさせてくれる!」と答えた香取編集長。お見事、パーフェクトベラベラです!デヴィ夫人からも「よくわかったわね。感心したわ」と、お褒めの言葉を頂いていましたよね。史上最悪の経済危機…史上最悪の失業率。暗く沈んだアルゼンチンで、あるクイズ番組が非常に話題になっているんです。なぜなら、このクイズ番組、優勝者への賞品が車とかコンピューターではなく、なんと「就職」。番組スポンサーの会社に就職できるというものなんです。「Human Resources(ヒューマン リソーシズ)」。日本語で言えば「人材」という名のこのクイズ番組、月曜から金曜まで週に5回放送。1ヶ月におよそ20人ほどの失業者に就職先を提供しているんです。しかし、現在400万人以上が失業しているといわれるアルゼンチンで、1日にたった1人だけが職をゲットできるということに、いったいどれだけの意味があるのかという声もあるようです。でも「家族もいる、いい仕事をする自信もあるし、アルゼンチンが良くなるのを信じているからこの国を離れたくはないんだよ」と、あるクイズ優勝者も話しているように、このクイズ番組、暗い気持ちの人々に大きな希望を与えていることは間違いなさそうです。番組の司会者は『こんなことをするのは海に1滴水をそそぐように些細なことかもしれないけど、働くことによって人間は誇りを持てることをアピールしたいんだ!』と力説しているんだとか。「日本はやたら賞金が多いですけど、こういう番組、ほのぼのしてていいんじゃない」とデヴィ夫人が言えば、香取編集長も「いい番組ですよね」とホメていました。 |
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問題の途中で、答えを言ってしまったデヴィ夫人。おまけに「直す方法は動き回ること」と答えてしまい、香取編集長をがっかりさせました。が、「酸素が少なくて、疲れて、動かないから、足がフラフラするような病気なんですよね」というお答えは、残念ながらちょっと違います。直し方は合っていたのですが…。「エコノミークラス症候群」とは、飛行機のエコノミークラスの座席のように狭い場所に長い時間座っていることで、足の血管に血の固まりが出来てしまい、立ち上がったときにその血の固まりが肺まで移動して肺の血管を詰まらせる症状をいいます。この症状を起こすと呼吸困難に陥り、最悪死亡してしまう場合もあるんです。「エコノミークラス症候群」にかかった高原直泰選手。しかし彼は飛行機でエコノミークラスではなくビジネスクラスを利用していました。結局、この症状は長時間座っていることが原因で起きてしまうので、飛行機だけではなく電車や長距離バスでの移動でも発生する危険性があるのです。それではどうすれば予防できるのでしょうか?まず、血液をさらさらにするために、水分を十分とること。ただし、アルコールやコーヒーはおしっこをもよおすのでtoo BAD!それから足のマッサージ。足の指を動かしたり、爪先立ちやかかと立ちをし、ふくらはぎをもむなど数時間おきにマッサージすればVERY GOOD!トイレにいって立ち上がるなど、とにかく血の巡りを良くすることを心がけましょう。ちなみに、日本人が「エコノミークラス症候群」にかかる確率は10万人に3人程度。そうめったにかかることはありませんが、予防は心がけたほうがいいですよね。それから飛行機のエコノミークラスに座るからかかるわけではないので、この病気の名前を変えようという動きもあるようです。もうひとりのゲスト、中山エミリさんも「(エコノミークラスの)印象悪いですよね。安くていいのに」なんておっしゃっていましたよね。一方、デヴィ夫人は、「私は、旅行慣れしているから全然平気だわ。(高原選手は)たまにしか飛行機乗らない方じゃない?スポーツマンなのにおかしいわ」と。う~ん、シビアなお言葉です。
香取クン、これからは更に英語で使う筋肉もきたえて、good pronunciationを目指しましょうね! |
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というわけで、今回は、香取編集長が2問、デヴィ夫人が1問出題。デヴィ夫人は、エコノミークラス症候群の直し方が合っていたので1問正解、香取編集長も1問正解で、引き分けということに。 |