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オオシタアナ
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ひとりで何人もの役を座ってやる落語は、究極の話芸ですよね。
今回の落語特集の前に、番組でも紹介された鶴瓶さんの「愛宕山」を見たんですけど、もう、本当に面白かったです。歌舞伎と同じである程度、基礎知識がないと見られないものかと思ったら全然、そんなことはなくて。鶴瓶さん曰く、あれを見たお客さんが、本当のオチの前に受けすぎちゃって困ったなんておっしゃっていたんですが、それがよくわかりました。確かに桂三枝さんもおっしゃっていたように、本当に理解して面白くなるまでには時間がかかるのかもしれないですけど、初心者でも十分に楽しめるものなんだって分かりました。そういう意味では、鶴瓶さんの落語は分かりやすいので、初心者にはおすすめかもしれませんね。
それにしても、落語をやられている鶴瓶さんは、バラエティーで拝見するお顔とはまた違って、笑いのなかにも厳しさというか、真剣さがありましたよね。当たり前なんですけど、「ああ、落語家さんなんだ」って思いました。“本業ここにありき!”って感じでしたね。
みなさんおっしゃっていたけれども、ひとりで何人もの役を座ってやる落語は、究極の話芸ですよね。落語家のみなさんは、テンポや間はもちろん、滑舌も素晴らしいですもんね。私もしゃべる仕事しているのに、今まで聞いていなかったなんて、本当に横着していました。勉強しなきゃって思いました。
それと、香取さんが「やりたい」とおっしゃっていたのも印象的でしたね。香取さんは、普段から、台本のないなかでも、5秒でオチをつけて落とすことができる方で。あの才能は、きっと落語でも発揮されるはずですから、香取さんの落語、ぜひ、拝見してみたいです。
(大下容子アナ)
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