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今月の「月イチゴロー」は、映画のチョイスが良すぎましたね!
◆中井貴一さんとは、あまりお仕事でご一緒させていただいことはないんですよね。「ビストロSMAP」に来ていただいたり、「新選組!」をやっているときに、NHKの衣裳部屋でお会いしたりとか、そのくらいかもしれません。でも、何て言うか、凄く普通にお話することが出来ました。不思議なんですけど…。人と話すときって、いろいろなパターンがありますけど、中井さんの場合は、「話しやすい方なんですよね」って言うのとはまたちょっと違う。中井さんご自身が、きっとそういう空気にしてくれる方なんでしょうね。最初から緊張は全くなくて、「こんにちは!」っていける空気。「緊張してたんですけど、気さくに話してくれたんで助かりました」っていうのとも違う空気。凄くよく知ってる人、みたいな感じでした◆三島由紀夫特集は、重かったですね。何だろう…三島由紀夫さんの人生の重さというか、彼が生を受けた重さというのが、(中井さんも言っていた)“凡人”という枠には入りきらないものなんだな、って思いました。あまりよく知らなかったので、例えば「エスクワイア」で「1965年からの10年間でもっとも影響を与えるだろう人物」として、アーティストのパブロ・ピカソとかと一緒に選ばれた、というのが落ち着く…三島さんのことを知らないボクが見ていて、「ああ、そういうところにいる人なんだな」って理解出来る感じでした。でも、今回、三島さんという作家の生涯を少しでも知ることが出来たのは良かったと思います◆ちょっとだけ読んだ「金閣寺」も何だか面白そうな感じがしました。ボクが知っている感じ、っていうのは…あまり本を読む方じゃないけど、読むっていったらお芝居の台本だとか、映画を見ていて入ってくるセリフだとか、っていうのは、ニュアンスで理解して、自分の中で「ああ、こういうことなんだな」って想像したりするっていうやり方だけど、三島作品は、こと細かに描写されていて、鮮明にその絵が浮かぶような感じがして、新鮮でした◆今回の「月イチゴロー」は、作品のチョイスが良すぎた感じが…。ちょっと負けましたね、圧力に。稲垣吾郎の圧力にね。「映画のチョイス、どうなってんだ!?」みたいな苦情を結構言ってた、っていうウワサを聞いていたので、優しくし過ぎましたね。全体的にいいことを言ってたし、順位的にも納得出来ちゃうくらい説得力があったんですけど、それじゃあ面白くないんですよ、ボクは(笑)。やっぱり、ボクが気になる映画じゃないとダメですね。「どうなの、コレ!?」っていうような映画とかを、吾郎ちゃんに見てもらって、「あり得ない!」っていうコメントを聞いてみたいんですから。
(編集長:香取慎吾)
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