2013年12月

12月22日放送「もしも、ぼくが
サンタクロースと
ともだちだったら…」

作 者:富安陽子 作
YUJI 絵
出版社:くもん出版

神話や伝承をいかした和製のファンタジー作品を数多く発表している人気絵本作家の富安陽子と画家・YUJIがタッグを組んだ作品。

もし、サンタクロースが友だちだったら、何をしよう?
サンタクロースの家に行って、ソリすべり大会をして、いっしょにトランプをして…。
「ぼく」の想像はどんどんふくらみます。そして「ぼく」が最後に考えたのは、大すきなサンタクロースを思いやること。
あたたかな結末が豊かで優しいこころをプレゼントする、とっておきのクリスマス絵本です。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)

12月15日放送「いぐいぐいぐいぐ」

作 者:梶山俊夫 作・絵
出版社:フレーベル館

繰り返しのかけ声が印象的な1977年初版作品の復刻版。

西山にしょんぼり日が落ちたころ、山のふもとから、なまあったかい風とともに足をべったらべったらさせて三つ目がやってきた。そこへ娘がやってきて「こおら、おまえをくってやる」と三つ目は首をつきだす。娘に「首をのばせば自分のことを食べてよい」ともちかけられ、「いぐいぐいぐいぐ ごじゃらばごじゃれ」のかけ声とともに三つ目の首は伸びはじめます…。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

12月8日放送「わたしのゆたんぽ」

作 者:きたむらさとし
出版社:偕成社

今でも変わらず人気があるのが「ゆたんぽ」。
主人公はゆたんぽが大好きな女の子。でも、ゆたんぽは女の子の冷たい足が苦手みたい。
ある日、とうとうゆたんぽは布団から逃げ出してしまいます!
「こら、おまちなさい!」女の子の足は追いかけます。
どこまでもどこまでも逃げていくゆたんぽ。足も負けじと追いかけます。
そこで何が起こるのでしょうか?!
寒い冬の日にホッと、あたたかい気持ちになる絵本です。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

12月1日放送「バスにのって」

作 者:荒井良二 作・絵
出版社:偕成社

スウェーデンで子供の本のノーベル賞といわれる「リンドグレーン記念文学賞」を日本人で初受賞するなど、多数受賞している人気絵本作家・荒井良二の作品。

広い砂漠のまん中にあるバス停で、遠くへ行こうとしている旅人がバスを待っています。旅人はどこに向かうのでしょうか?ページをめくる度に次の展開が楽しみになります。
読者をふしぎな空間へいざなう絵本です。
朗読:
松田 洋治(アクトレインクラブ)

2013年11月