
2013年10月
10月27日放送「ハロウィンのランプ」

作 者:小林ゆき子 作
出版社:岩崎書店
10月31日はハロウィンです。みんなでかぼちゃのランプを作ることになりました。クラスでいちばん怖いランプを作ろうとしたジーナですが、先生に褒められたのは仲良しのサリーのランプでした。ジーナはおもしろくありません。そこで、ひとり残ってせっせとランプを作ることにしました。でも、うまくいきません。おまけに友達にも意地悪をしてしまいます。ジーナとサリーのハロウィンパーティーは、はたして…。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)
10月20日放送「はこちゃん」

作 者:かんのゆうこ 文
江頭路子 絵
出版社:講談社
「葉子(はこ)」という名前をからかわれて悲しくなった、はこちゃん。
わたしの名前、なんで「はこ」なんだろう?はこちゃんは不安になってしまいます。
その名前に込められた思いを知り…。
名前の由来から親子のきずなを感じる絵本です。
作者は“四季ネコ”シリーズのかんのゆうこと、水彩を使用した透明感のある絵に定評がある江頭路子。
朗読:
篠原恵美(81プロデュース)
10月13日放送「もぐらのホリーともぐらいも」

作 者:あさみいくよ 作
出版社:偕成社
ひとりぼっちのおいもと仲良くなったもぐらのホリー。なかよく遊んでいたけれど、ある日おいもはホリーの苦手なおひさまの下へ行きたいといいました…。
もぐらのホリーと、ひとりぼっちのおいものふれあいという、ちょっと意外なストーリーと共に描き出されているのは、お友だちを思いやる心や、子孫を残すという生命の力。優しい絵と子どもの親しみやすいお話の展開で、とても大切なことを伝えている絵本です。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)
10月6日放送「となりのまじょのマジョンナさん」

作 者:ノーマン・ブリッドウェル 作
長野 ヒデ子 絵
ながつきるり 訳
出版社:偕成社
隣りに越してきた魔女との楽しいつきあいを通し、ありのままの人間のすばらしさをユーモアたっぷりに描いた、日米合作の愉快な絵本。
マジョンナさんの買物や掃除、お散歩はとってもユニーク。いつもみんなに優しく、親切なマジョンナさん。そして、彼女の魔法は、どれも相手を幸せな気分にしてくれるものばかり。近所の人に「出ていって」と文句を言われても、素敵な魔法で解決してしまいます。最後に子供達に向けたメッセージに心を打たれます。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)