2013年9月

9月29日放送「おしえて おしえて」

作 者:マーカス・フィスター 作
谷川俊太郎 訳
出版社:講談社

世界で2,000万人の読者を持つ大ベストセラー「にじいろのさかな」シリーズのマーカス・フィスターと谷川俊一郎が再びタッグを組んだ作品。
おしえて なにが いのちを そだてるの?
おしえて なにが じかんを うごかしてるの?
子どもの「どうして?」を美しい絵と言葉で描く、自然の不思議と命の秘密。
新しい「センス・オブ・ワンダー」の絵本。
朗読:
篠原 恵美(81プロデュース)

9月22日放送「チャッピィの家」

作 者:いまいあやの 作
出版社:BL出版

2006年ボローニャ国際絵本原画展入選作。翌年に英語版・ドイツ語版、さらにフランス・オランダ・ギリシャでの出版を経て、日本で出版となった作品。
お父さん、お母さん、女の子と暮らす、犬のチャッピィ。でも、みんな忙しくて、チャッピィのことをかまってくれません。「もうみんな僕がきらいなのかな、いなくてもいいのかな。」 そこでチャッピィは、自分の居場所をもとめて家をでますが…。
繊細でありながらも親しみやすい絵で、チャッピィの心象風景を描きます。
朗読:
松田 洋治(アクトレインクラブ)

9月15日放送「はやく あいたいな」

作 者:五味太郎 作
出版社:絵本館

子供から大人まで幅広いファンを持つ絵本作家・五味太郎の作品。
おばあちゃんがだいすき!な女の子と、孫がかわいくてしかたがない!おばあちゃんのお話です。「あ、このおばあちゃん、うちのおばあちゃんみたいだね。」なんて声もあがりそう。相手を想うということは、こんなにもパワフルなことなんだと気付かせてくれる絵本です。「孫とおばあちゃん」の愛情って、親子の間とは違うおだやかで豊かなものなんですね。愛とユーモアに溢れる作品です。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

9月8日放送「よぞらをみあげて」

作 者:ジョナサン・ビーン 作
さくまゆみこ 訳
出版社:ほるぷ出版

きょうは、なんだかねむれない、そんな夜。
夜の風に誘われて ねむれない女の子が見つけた、すてきな場所は…。
ニューヨーク在住のジョナサン・ビーンのデビュー作。ボストングローブ・ホーンブック賞やシャーロット・ゾロトウ賞オナー等数多くの賞を受賞した本書は、シンプルな文章、イラストに描かれたあたたかなストーリーが、心地よい読後感をあたえてくれます。
朗読:
篠原 恵美(81プロデュース)

9月1日放送「うみべのいえの犬 ホーマー」

作 者:エリシャ・クーパー 作・絵
きたやまようこ 訳
出版社:徳間書店

年とった犬のホーマーが、ポーチから海をながめていると、みんながやってきてたずねます。「ホーマー、庭でおいかけっこしない?」「ホーマー、砂浜であそばない?」でもホーマーは「ぼくはいいよ」と、ポーチからみんなのことをのんびり見ているのです。やがて日が暮れ、静かに一日が終わり…。
作家のエリシャ・クーパーは、ニューヨーク在住の作家・イラストレーターで水彩絵の具を用いたやわらかいタッチのイラストに定評があり、エッセイや子ども向け絵本の創作で活躍中。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)

2013年8月