8月25日放送「ふってきました」

作　者：もとしたいづみ　文
石井聖岳　絵
出版社：講談社

第13回日本絵本賞受賞、講談社出版文化賞作品。作者は「どうぶつゆうびん」等の絵本をはじめ翻訳や作詞、短歌の分野でも活動中のもとしたいづみと、斬新な作品で注目される絵本作家・石井聖岳。
びっくりさせてごめんね。雨が降りそうな空からふってきたものは、いったい…？ふってくる音もユニークで読み聞かせでも大人気。「え〜！」「ありえない〜！」という子供達の声と笑いの連続との声も多数あるようです。子供から大人まで楽しめるユーモア溢れる作品。 朗読：
伊倉　一恵（青二プロダクション）

8月18日放送「おばあちゃん」

作　者：大森真貴乃　作
出版社：ほるぷ出版

1985年「第8回日本の絵本賞・絵本にっぽん新人賞」受賞作品。
はたらきもので、しっかりもの。誰からも好かれ、だれからも頼られていたおばあちゃん。ある日、天神さまで転んでけがをしてから、元気がないのです。「おばあちゃん、だいじょうぶ？」「おばあちゃん、あかちゃんになってくみたい…」
おばあちゃんの生と死を、あたたかく見守る作者の思いが静かに伝わってきます。 朗読：
藤田　淑子（青二プロダクション）

8月11日放送「ともだちやもんな、ぼくら」

作　者：くすのきしげのり　作
福田岩緒　絵
出版社：えほんの杜

第3回ようちえん絵本大賞受賞作品。
なつやすみのラジオ体操の帰り道、ヒデトシ、マナブ、ぼくの三人はカブトムシをみつけます。ところが、よりによってその木は、近所でも厳しくて有名なカミナリじいさんの家の木だったのです。カミナリ声にびっくりしたヒデトシは先に逃げだしたものの、転んでしまいカミナリじいさんにつかまってしまいます。なんとか逃げだしたマナブとぼく。いくらまってもヒデトシはやって来なくて･･･。
男の子3人の夏休みの友情物語。 朗読：
伊倉　一恵（青二プロダクション）

8月4日放送「まほうの夏」

作　者：藤原一枝・はたこうしろう　作
はたこうしろう　絵
出版社：岩崎書店

東京に暮らす兄弟の夏休みのおはなし。
退屈していた二人に、田舎のおじさんから遊びに来いとはがきが来ます。二人は東京を脱出してお母さんの田舎へ。田舎の子と友達になった二人は、虫取りに森へ行ったり、海水浴、木登り、海釣りなど大自然のなかで思いっきり遊び、夕飯はとれたての野菜、新鮮な魚、となりの豆腐屋さんが作った豆腐をびっくりするくらいたくさん食べます。
平成13年度児童福祉文化賞受賞の「雪のかえりみち」に続く、藤原一枝と、はたこうしろうの作品。 朗読：
松田洋治（アクトレインクラブ）