2013年2月
2月24日放送「3びきのうさぎ」
作 者:ゼルク・ゾルターン 作
レイク・カーロイ 絵
マンディ・ハシモト・レナ 訳
出版社:文溪堂
ハンガリーでコシュート賞受賞の二人の作家がおくる名作絵本。
カササギが森で3びきのうさぎに会いました。「これからきつねをつかまえてお昼ご飯にするんだ」といううさぎたち。それをカササギが真に受けたから大変!きつねもおおかみもくまも、猟師まで巻き込んで大騒ぎ!
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)
2月17日放送「メガネをかけたら」
作 者:くすのきしげのり 作
たるいしまこ 絵
出版社:小学館
『おこだでませんように』、『ふくびき』に続く、くすのきしげのりの感動作。はじめてメガネをかける子どもの不安を描く心温まる物語です。
メガネをかけなくてはならなくなった女の子が主人公の絵本。クラスには、メガネをかけている子なんて一人もいないので、どうしてもメガネをかけたくありません。「頭が良くなるならかけるわ」とか、「宇宙まで見えるならかけるわ」とか、難癖をつけます。朝会のある日、やっとメガネをかけて学校に行ってみると……。
朗読:
伊倉 一恵(青二プロダクション)
2月10日放送「ぼくのゆきだるまくん」
作 者:アリスン・マギー 作
マーク・ローゼンタール 絵
なかがわ ちひろ 訳
出版社:主婦の友社
『ちいさなあなたへ』のアリスン・マギーの作品。
雪がしんしんとふったよく朝、少年は心をこめて雪だるまをつくった。目を入れて、鼻をつけて、最後に自分の帽子をかぶせてあげた。少年にとっては、もうただの雪だるまじゃない。とても大切な友達。けれど、春が近づいてきた朝、雪だるまはいなくなっていた……。
大切なものを失ってうちひしがれた少年が、その喪失を受け入れて、前向きに歩んでいけるようになるまでを、やさしく、ていねいに描く感動作。
朗読:
藤田 淑子(青二プロダクション)
2月3日放送「ふくはうちおにもうち」
作 者:内田麟太郎 作
山本 孝 絵
出版社:岩崎書店
「さかさまライオン」(童心社刊)で絵本にっぽん大賞受賞を初め、小学館児童出版文化賞や日本絵本賞等を受賞し、個性的な文体で独自の世界を展開する内田麟太郎と山本孝の行事絵本シリーズ。
節分の夜、男が一人で酒を飲んでいると、外で「さむいよー」と声がする。だれかと思ったら、鬼たちだった。それなら入れと男は誘い、やがて宴会がはじまった。そこへ……。
読み終わった後ハッピーになれる楽しい節分絵本。
朗読:
松田洋治(アクトレインクラブ)