800キロ 長い旅も終わりが近づいています あと少しだけ、オーストリアの旅は続きますが 今はこの最高の夕焼けを眺めながら 一息つくことにしましょう
す 上に登ると広い車内に一人だけ乗客が乗っていました 2階建ての客車を独り占め少しだけ贅沢な気分 車窓の眺めも2階からだと一味違う気がします
Mitchell' (NONESUCH WPCR-12662) ヴィソケー・タトリ山脈のふもとの駅 シュトゥルバから、西のジリナに向かいます 小雨に煙る車窓の風景 眺めていると、なぜか遠い昔を思い出します 絶え間なく流れる川のせせらぎ 戻ることのない過去 列車は、今この時を
香ばしい匂いが漂っていました ポップコーンです 映画鑑賞ではないけれど ポップコーンをほおばりながら 車窓の眺めを楽しむことにします 12時35分、列車は定刻通りジリナを出発しました スロヴァキアののどかな山の風景とも
点悪魔の鼻を目指します まさかこんな崖っぷちで降りるんですか? ちいさなスペースに降りて ゆっくり峡谷を眺めるという趣向です 雄大な景観に乗客達も興奮気味 前方に見える黒い岩山 これから向かう悪魔の鼻です さあ再び出
5日(月曜日) 「ドナウに沿って」 ~今日はソブ駅に到着します~ "Moon River" Phineas Newborn,Jr. 'Jazz Elegance' (ビクター VICJ-61120) 列車はドナウ川を眺めながら スロヴァキア国境の街・ソブに向かいます 全長2850キロ ドイツ南西部に端を発し 遠く東の黒海に注ぐドナウ川 悠々と
つ頃、どんな風にして この形になったのでしょうか? 少女の目に映っているのは 車窓の風景? それとも、自分自身? 車窓を眺めていると さまざまな思いが去来します
ローを過ぎると 内陸を走るようになります 車窓に雨粒がつくようになりました 先ほどまで、気持ちのいい朝日を 眺めていたことが嘘のようです 灰色の雨雲と緑の大地に囲まれての旅も アイルランドならではの体験です
'When You're Gone' (ISLAND PHCR-4872) 列車は伝統音楽の街 エニスを目指し緑の絨毯の中を走ります スーツケースを横に 外の景色を眺めているこの女性 ダブリンの大学に通う彼女は 休みを利用して 半年ぶりにエニスの実家へ帰省だそうです 車窓に
よそ2時間40分 終点レッジョ・ディ・カラブリア中央駅に到着しました ここで列車を乗り換えます ホームから海を眺めると その向こうにはシチリア島が見えていました イタリア本土の旅ももうすぐ終りです この列車に乗って ヴィ